剱岳は「岩の殿堂」と呼ばれるに相応しい。屏風の鎧をまとった山頂部。その周辺には氷河が削り落とした荒々しい岩壁が林立し、正に「針の山」と言われて、何者の侵入を拒絶する。剱の岩壁に挑戦するクライマーはその弱点を突くルートしか許されない。常に厳しいコンディションの中の登攀が要求される。
地図 <ルート図>
山行基本情報
山名/山域 | 剱岳(2998m)八峰六峰Cフエース登攀 |
ジャンル | 6.アルパインクライミング |
日程 | 2015年8月8日(土)~10日(月) |
CL | 会員番号2714 |
参加人数 | 5名 男4名 女1名 特別参加 男2名 |
文責 | 会員番号2714 |
山行個別情報
紀行文 感想/記録
紀行文 |
立山の駐車場は殆どが満杯で橋より手前のとんでもない所に駐車をして立山駅まで15分位歩いた。テント場は比較的空いて居た。 八ッ峰六峰Cフエースは流石に人気のコースでテント場を3時に出発して取付いたが既に8パーティ程が順番待ちをしていて登攀を開始するまでに3時間程待って居た。 お蔭で体は冷え切りおまけに先行パーティの頻繁に起す落石で肝を冷やした。登攀を開始しても先行パーティはなかなか進まず登攀終了まで5時間程懸り八ッ峰上半縦走と剱岳本峰への登頂は断念して懸垂下降で5.6ノコルへ下降した。 此の山行に先立って御在所で懸垂下降の練習を繰り返し訓練して来たので其の成果は充分に発揮できた。又、全行程が18時間近くも懸り体力的にもキツイ山行では有ったが全員が無事に終了する事が出来、未だ「ふわく山の会」にも素晴らしい会員がいた事を改めて誇りに思った。 |
写真 📷
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