地図 <ヤマレコ><地形図>
山行基本情報
山行部・専門部 | アルパイン部 |
山名/山域 | 鳥海山 七高山(2229m) |
ジャンル | 山滑走 |
日程 | 2022年 5月 6日 |
CL | 会員番号2935 |
参加人数 | 3人 |
文責 | 会員番号3580 |
山行個別情報
天気 | 晴れ |
アクセス | 自家用車 |
コースタイム | 祓川駐車場6:40…10:40七高山11:40‐‐12:40祓川駐車場 |
コース状況 | 所々にクラックあり。登山口から頂上まで雪の量は良好 |
共同装備 | ツェルト、ロープ、ガス一式 |
紀行文 感想/記録
紀行文 | ここ数年、雪不足やコロナ禍、地震等で山スキーツアーを計画するのは厳しい状況が続いた。やっと待ちに待った東北山スキー遠征が実現した。 名古屋を5月3日に出発して天候のよさそうな4日に鳥海山を登ることにした。しかし登山口まで行ってみたが、晴れているものの約20m/sの強風で登高を断念せざるを得なかった。東北の日本海側は日本海からの強い北西の風が吹き付けるため、せっかく晴れていても山スキーで登山高できないコンディションの日が多いそうだ。結局、弘前まで移動して弘前城観光、嶽温泉に宿泊。5日は岩木山で山スキーしてから再び鳥海山に挑戦すべく戻ってきた。夜21:20に祓川駐車場に到着。すでに十数台の車が止まっていて、皆さん車中泊している様子。私たちもシュラフを広げて車中拍。 6日朝5時起床。風もなく素晴らしいお天気だ。私の晴れ女パワー全開だ!朝食を取って6:40出発。すでに多数の登山者やスキーヤー、ボーダーが大雪原の中を登って行く。所々にクラックができているのが見える。リーダーが安全で急登でないルートどりをしてくださる。黙々とスキーを引きずりながら登っていく。頂上直下はスキー登高にはキツイ急登になる。板の裏に貼ってあるバックスキンのシールのフリクションがザラメ状の雪では効きにくく、ズルズルと後ろにずり下がってしまう。そのためジグザグを切りながら徐々に高度を上げていく。10:40鳥海山七高山に到着。ピークの向こう側は火口で、バサッと荒々しく切れ落ちている。火口のお鉢の向こうに鳥海山頂上新山が見える。そこまでは、とてもスキー靴で歩く気がしない。 頂上からの景色は最高だ!薄っすら霞んで白い雪の月山が見える。日本海が眼下に広がっている。鳥海山の雪と岩の美しいコントラストの広い裾野が一望できる。しばらく素晴らしい景色と登頂の感激に浸ってから、スキー裏のシールを剥がし、11:40にお楽しみのスキー滑走だ。広い大斜面のどこを滑ってもいい。滑りやすいザラメ雪を思う存分シュプールを描きながら滑った。 12:40無事下山。鳥海山の山スキーは最高に素敵だった。リーダーとメンバーに感謝です。 |