山行基本情報 

山行部・専門部 自然保護部
山名/山域 藤原岳 ハルサキヤマガラシ 駆除作業
ジャンル 清掃活動
日程 2022 年 5 月 22日 日曜日
CL 会員番号
参加人数  
文責 会員番号3655

 山行個別情報 

天気 晴れ
活動内容 ハルザキヤマガラシは、黄色い花を咲かせる花茎高20~90cm程度のヨーロッパ原産の外来植物で、藤原岳では福寿草などの在来種を駆逐してしまうそうです。2013年、藤原岳の自然を守る会のブログで「黄禍、藤原山頂もあぶない!…黄禍が小屋まで迫ってきた…」とハルザキヤマガラシが避難小屋周辺まで群生していることが報告されています。以来、守る会・県連・ふわく山の会など多くの方々による駆除活動が行われてきたそうです

 紀行文 感想/記録 

紀行文
はじめて自然保護部主催のハルザキヤマガラシ駆除活動に参加しました。
 
 5月22日(日)前日の天気とはうって変わっての晴天。爽やかな風が吹く絶好の山行日和になりました。9時30分に大貝戸登山口をスタート、16名の参加者はグイグイと高度を稼ぎ、12時30分に頂上下の避難小屋に到着、昼食休憩をとり、県連理事長の指導の下に駆除活動を開始しました。場所は避難小屋から5~6分ほど、標高1,000~1,010mほどのところ。サッカーグランドほどに、一面黄色い花が群生していました。釜まで用意していたので、花茎高100cm程度を想定していましたが、花茎高5~20cmほどでした。軍手に釜を持ち、引抜いたり刈り取ったりと1時間の駆除作業の結果、ごみ袋で約30kgになりました。時間・除去量ともに少ないものと思われますが、それなりの成果があがったと思っています。このような長年の地道な活動が、植生範囲を小さくさせて来たんだなと思いました。
 
 駆除作業、立ったり座ったり、しゃがんだりと大変でした。振り返ると、このような活動により「山への思い、自然への思い」が更に深まりった感じがしています。今は心地の良い疲労感に包まれています。新入会員の皆さん、一度はこのような山行に参加されては如何でしょうか。

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