夏道が見えるね

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 アルパイン部
山名/山域 五竜岳
ジャンル 積雪期ピークハント
日程 2022年4月16~17日
CL 会員番号3028
参加人数 3人
文責 会員番号3028

 山行個別情報 

天気 4/16雪のち晴れ 4/17晴れ
アクセス マイカー
コースタイム 4/16名古屋4:00==8:45五竜遠見スキー場8:50++地蔵の頭9:20・・・小遠見山・・・大遠見山・・・12:45テント場 4/17テント場5:30・・・西遠見山・・・白岳トラバース・・・6:50五竜岳山荘・・・8:45五竜岳頂上・・・10:40テント場・・・大遠見山・・・地蔵の頭・・・13:55アルプス平++駐車場14:30==大町入浴15:30==19:00名古屋
コース状況 テント場まではグサグサの雪を歩き、五竜岳山荘から先は夏道を主体に歩くが途中の切れ落ちたトラバースではピッケル操作が求めれる。頂上直下の雪壁登攀と岩稜登攀を30-40m 後はビクトリーロードで頂上
共同装備 ロープ30m スノーバー3本 ツエルト テント(4人用)

 紀行文 感想/記録 

紀行文

昨年の雪辱を晴らしに行ってきました。昨年は暴風の様な風に阻まれて白岳で撤退した苦い想いも有り、今年は何としてでもサミット制覇を懸けて山行に臨みました。 2日間とも快晴で条件は最高だし、行けない理由は無い。

初日は朝4時に名古屋を出発して五竜遠見スキー場のゴンドラに乗り、一路西遠見山のテン場へ。気温が上昇してまるで初夏のようだ。汗だくになってテント場に到着。 さっそくテント場の整備にあたり、雪のブロックを作って雪の要塞を構築。 見事なブロック塀が完成してテントも設営完了。その後は飲むっきゃ無いね! ビールで乾杯して胡麻坦々鍋で早い夕食を取り、後は夢の中へ。

2日目 早朝4時起きで出発準備。風もなく絶景が待っていた。 白岳の稜線手前までは雪庇の横を慎重に登り、白岳直下を雪崩後を見ながら大きくトラバースした。 五竜山荘で小休止後、先導者が数名見える。トレースもバッチリ参考にさせて頂き、夏道沿いに登る。やはり北西側とも有り、雪が飛ばされて岩が露出する箇所多数。

30分ほど登ったところで、引っ返してきた青年一人「夏道が分からなくなり、怖いトラバースが全面に立ち塞がり撤退してきました」 やはりソロの登山者は怖いと撤退だね、という事で我々は何のこれしきと切り立ったルンゼトラバースにチャレンジして見事に渡り切って鎖場に到着。後は最後の雪壁の左側岩峰群を回り込んで行く。

可成り切り立った雪壁をピッケルをダガーポジションで登ること10m。最後のビクトリーロードの先には五竜岳の標柱が! 頂上アタック成功で暫くマッタリ。

下山の方が危険だねと言いながら快調に降り、あっという間にテント場到着。テント撤収して一路ゴンドラ乗り場へ。 後はお定まりのコースへ。薬師の湯でゆったりくつろぎ、帰名しました。

 写真