地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 マウンテン部
山名/山域 釈迦ヶ岳八経ヶ岳縦走(大峯奥駆道)
ジャンル 無雪期ピークハント
日程 2022年4月29日~5月1日
CL 会員番号3357
参加人数 10人
文責 会員番号3536

 山行個別情報 

天気 29日 雨(強風) 30日 晴れ 1日 雨
アクセス レンタカー、電車、タクシー、バス
コースタイム 29日 前鬼登山口12:50・・・小仲坊13:20
30日 小仲坊4:30・・・釈迦ヶ岳8:25・・・八経ヶ岳15:36・・・弥山小屋16:15 
距離:13.5㎞ 累積標高:+1955m -880m
1日 弥山小屋6:45・・・栃尾辻9:30・・・弥山登山口11:30・・・天の川12:15 
距離:14.4㎞ 累積標高:+267m -1569m
コース状況 コース上は、前日の雨でぬかるんで木道などが滑りやすい。また、一部崩落している箇所も有り。
共同装備 30mロープ1、ガス一式1、ツエルト3

 紀行文 感想/記録 

紀行文

事前の天気予報では1日目と下山の3日目が雨、縦走予定の2日目のみ晴れとのこと。CLから天気や装備について何度も連絡が入り、いよいよ行くんだなと気持ちが高ぶります。

1日目は早朝名古屋を出発、途中奈良の下市駅で大阪から参加のメンバーと合流して、その日の宿坊まで移動。宿に到着する頃には雨と風がますます強くなり、翌日の天気を心配しながら床に就きます。

2日目の出発は4:30。前日までの雨が嘘のように、空には星が輝いています。列になって暗い森の中をヘッドランプの明かりを頼りに歩き出します。雨で水かさが増した川を慎重に徒渉。853段の木道を上がって尾根に近づくと、前夜の雨で木々にできた雨氷が、キラキラと氷のオブジェのよう。降り注ぐ氷のシャワーを浴びながら稜線に出ると、熊野の幽玄な山々の連なりとその先の熊野灘が目に飛び込んできました。そして、ここからは長い長い稜線歩きの始まりです。途中には鎖場や崩落箇所がいくつもあり、足元に注意しながら歩きます。この日の行動食は宿坊で用意してもらったお弁当。梅干しやふりかけ一杯の白ご飯に、歩く元気をもらいます。出発してから11時間でようやく大峯奥駆道最高峰の八経ヶ岳に到着。その先の弥山が2日目の宿泊地です。

3日目は朝から雨の中を足元慎重に下山します。ゴールの天の川温泉で濡れた体を温めて、帰路につきました。
企画して頂きましたCL、ご一緒頂きました皆さま、楽しい時間をありがとうございました。心から感謝いたします。

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