地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 マウンテン部
山名/山域 藤原岳/(鈴鹿12Mt)
ジャンル 積雪期ハイキング
日程 2022年3月20日(日)
CL 会員番号3540
参加人数 13人
文責 会員番号3540

 山行個別情報 

天気 晴れ
アクセス マイクロバス
コースタイム 孫太尾根登山口8:20…9:20丸山…11:15多志田山…12:20藤原岳…12:45藤原山荘
…15:15大貝戸登山口
コース状況 春の花を求めて、孫太尾根から藤原岳を目指す。この冬の鈴鹿は積雪が多く、踏み抜き等を警戒したが、前の週の高温のため、雪解けが進んでいた。藤原岳直下は急斜面で、泥濘に難儀した。
共同装備 ロープ ツェルト

 紀行文 感想/記録 

紀行文

春の花を求めて、13名で孫太尾根登山口を出発。心配された積雪もなく、順調に樹林帯を通り抜け、石灰岩の尾根に出る。青空の下、竜ヶ岳の遠足尾根が眺望される。まもなく丸山。セツブンソウの群落やフクジュソウの蕾にかこまれ、小休止。いったん下り、草木まで登り返すと、登山道に積雪。チェーンスパイク等を装着し、多志田山まで進む。幸い雪解けが進んでおり、踏み抜きの心配もなく、多志田山に到着。藤原岳の削れた斜面が間近に見える。

藤原岳への登りは急登。泥濘に難儀しながらも、咲き始めたフクジュソウに励まされ、岩峰へ登りきる。振り返ると、登ってきた孫太尾根が一望でき、その向こうには竜ヶ岳や伊勢湾がくっきりと見える。眺望を満喫し、残雪の孫太尾根を登りきった満足感とともに、藤原岳山頂へ。山頂でひとときを楽しみ、雪の斜面を藤原小屋へ。食事を済ませ、あとは大貝戸へ慣れた道。8合目、4合目で休憩時間をとり、滑りやすい石灰岩に注意しながら下山。

健脚メンバーに恵まれ、予定より早い下山。登山靴やゲイターの泥を洗い流し、あとは信頼できるドライバーのマイクロバスに心地よく疲れた体を預けるだけ…。すてきな春の休日でした。

 写真