美濃戸口至近の河原奥の氷瀑

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 

 山行基本情報 

山行部・専門部 アルパイン部
山名/山域 八ヶ岳・クリスマスルンゼほか
ジャンル アイスクライミング
日程 2022年1月22日~24日
CL 会員番号3547
参加人数 5人
文責 会員番号3547

 山行個別情報 

天気 1/22晴れ 1/23曇り 1/24曇り時々晴れ
アクセス マイカー
コースタイム
1/22(土) 10:00美濃戸口…10:45~14:40柳川河原奥の氷瀑登攀
1/23(日) 6:15舟山十字路…9:10~14:00広河原沢右俣クリスマスルンゼ登攀…16:00舟山十字路
1/24(月) 9:10美濃戸…10:20~13:20柳川南沢小滝登攀…13:35~14:30南沢大滝登攀…15:45美濃戸
コース状況  裏同心ルンゼやジョウゴ沢などの標高の高い沢の氷瀑は、12月半ばまでに既に雪に埋もれたとの情報に触れたため、今回は標高の低い氷瀑を狙い、いつもは行かない美濃戸口の氷瀑、広河原沢クリスマスルンゼ、南沢小滝大滝を登りに行った。
共同装備 シングルロープ60m×1、50m×1、ダブルロープ50m×4、ツェルト2

 紀行文 感想/記録 

紀行文  1日目の河原奥の氷瀑は、美濃戸口から徒歩20分の近さである。氷がやや薄くスケールも小さいが、腕慣らし足慣らしにはちょうど良い。
 2日目の広河原沢右俣クリスマスルンゼは、舟山十字路から歩いて3時間ほど掛かりやや遠いが、登攀意欲をかき立てる素晴らしい氷瀑である。ただしこの日は氷がやや水っぽく柔らかかった。スクリューの効きが甘い所もあり恐ろしい。クリスマスルンゼを2ピッチ登ると終了点である。下降は右岸の立木を使って50mダブルロープの懸垂1回で、ギリギリ取付き近くの雪の斜面に届いた。その後は、下部の氷瀑で全員がリードトライやトップロープで楽しんだ。
 3日目の柳川南沢小滝・大滝は、美濃戸から徒歩約1時間である。最初に高さ10mぐらいの小滝を2人がリードしてトップロープを2本掛けた。トップロープで何度も登ったため、大滝を登る時間が残り少なくなってしまった。
急いで大滝に移動した。スケールの大きい見事な氷瀑である。70mロープでも氷瀑全体をトップロープにするのは無理である。時間の制約があるので、大滝は下半分のみリードでトップロープを掛け、下山時間までに何とか1人1回ずつ登ることができた。次回来たときには大滝の上半分も登りたい。小滝の前に大滝を登った方が、登り残しの未練は少ないだろう。
 今回の宿とした美濃戸口のJ&Nは、寝るスペースが1人ずつの個室になっていた。パティシエシェフのいるレストランの食事は美味しく、下山後には入浴もさせてもらえた。

 写真