地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 アルパイン部
山名/山域 奥穂高岳南稜
ジャンル アルパインクライミング
日程 2021年7月31日(土)~8月1日(日)
CL 会員番号3314
参加人数 4人
文責 会員番号 3580

 山行個別情報 

天気 31日 晴れのち雨 1日 晴れのち雨
アクセス 自家用車 1台
コースタイム 31日 上高地バスセンター11:20…岳沢小屋テント場14:10(テント設営)…南稜取り付き偵察…17:10テント場
1日 テント場4:40…南稜取り付き5:10…三つ又…トリコニ―Ⅰ・Ⅱ峰10:40…南稜の頭11:10…紀美子平…14:25テント場(テント撤収)…17:25上高地バスセンター
コース状況 南稜は浮石だらけでホールドした岩が剥がれたり、足でラクを起こしたりして大変危険 薄い踏み跡はあり 藪漕ぎは朝露で濡れていて衣類がびしょ濡れになった
共同装備 テントセット1、ガス、バーナー、コッヘル、ザイル(8mm×30m)1本、ツエルト2

 紀行文 感想/記録 

紀行文

1日目 上高地から岳沢小屋テント場まで登行。蒸し暑くてしっかりしぼられました。テント設営後、南陵取付きの下見をしました。雪渓はツボ足でも行けそうでしたが、安全のためアイゼン装着しました。戻る途中から雨が降り出しました。

2日目 沢のガレ場は深くて危険なので明るくなってから出発。 南稜に取付き、登り始めます。朝焼けの焼岳や明神岳、遠く乗鞍岳もよく見えます。あたりはお花畑でお花たちでとても賑やか。しかし、岩は浮いていて大変危険。ホールドした岩が剥がれたり、ラクをしないように慎重に歩を進めます。藪こぎ、ハイマツこぎは昨日の雷雨で服も靴の中までびしょ濡れになりました。

三ツ又にてルートを相談。中央ルンゼをやってみることにしました。CLも初めてのルートでチャレンジです。そのルートはクライミング要素のあるルートで、途中の岩で2ピッチ、ロープを出してもらいました。

トリコニーⅠ峰は螺旋階段のようにぐるりと回って通過、Ⅱ峰では懸垂下降で降りました。ここまでかなり時間を要してやっと南稜の頭に到着。参加者皆達成感でいっぱいになりました。ここで時間切れで奥穂高岳登頂はパスして吊り尾根から紀美子平、重太郎新道で下山。 岳沢でテント撤収して上高地に下山。 途中から雷雨でどしゃ降りに。降りてきてからで本当によかった。

 写真