白口岳(九重連山)

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 その他
山名/山域 日本百名山(祖母山・霧島山・開聞岳・宮之浦岳・九重連山)
ジャンル 無雪期ピークハント
日程 2019年4月28日(日)~5月5日(日)
CL  
参加人数 男2名  女1名  合計3名
文責 会員番号3610 

 山行個別情報 

天気 4月28日晴れ時々曇り 29日雨 30日雨 
5月1日雨 2日晴れ 3日晴れ 4日晴れ 5日晴れ
アクセス 自家用車(屋久島・宮之浦岳はバス、タクシー、高速船)
コースタイム
【4月28日 祖母山】
祖母嶽神社一ノ鳥居11:00・・国観峠12:30・・Q号目小屋13:10・・祖母山13:30・・風穴14:45・・北谷登山口15:35
 
【4月29日 霧島山(韓国岳)】
大浪池登山口11:50・・大浪池休憩所・・大波池(東回り)・・韓国岳避難小屋12:15・・韓国岳13:40・・韓国岳避難小屋14:15・・大浪池(西回り)・・大波池休憩所・・大波池登山口15:55
 
【4月30日 開聞岳】
開聞山麓ふれあい公園12::00・・2合目登山口12:05・・開聞岳14:05・・2合目登山口15:55・・開聞山麓ふれあい公園16::10
 
【5月1日~3日 宮之浦岳テント泊縦走】
(1日目) 指宿港8:30==(トッピー)==9:45宮之浦港==(バス・タクシー)==淀川登山口13:05・・淀川小屋(泊)13:55
(2日目) 淀川小屋5:40・・栗生岳9:35宮之浦岳10:00・・平石11:20・・新高塚小屋前テント場11:45
(3日目)  新高塚小屋5:10・・縄文杉6:10・・ウイルソン株7:20・・トロッコ道7:50・・白谷雲水渓9:40・・白谷雲水渓入り口11:20==(バス)==宮之浦港16:30==(トッピー)==指宿港17:45
 
【5月4~5日 久重連山テン泊縦走】
(1日目)  大曲登山口12:45・・すがもり越14:00・・三俣山(西峰)14:30・・三俣山(Ⅳ峰)15:00・・三俣山(本峰)15:10・・三俣山(南峰)15:20・・諏蛾守越17:00・・坊がつる(テント場)17:55
(2日目) 坊がつる7:45・・鉾立峠・8:05・白口岳9:05・・稲星山9:50・・中岳10:25・・天狗ケ城・11:00・久住山11:40・・星生山13:05・・扇ヶ鼻13:50・・沓掛山14:50・・牧ノ戸峠15:11
コース状況 良好、危険箇所なし(但し雨天時は滑りやすい)
共同装備  

 紀行文 感想/記録 

紀行文
今年のGWは10連休。休みをフルに活用し九州地方の日本百名山を巡ってきた。
1日目は祖母山。待ち合わせの三重県を27日の22時に出発し、登山口に着いたのは翌11時頃。予定していた北谷登山口は当然のごとく満車。その下の祖母嶽神社一ノ鳥居から登山を開始する。樹林帯の急勾配な道をひたすら登り、先ずは9合目の避難小屋へ。9合目の避難小屋には炬燵があり、電気や薪ストーブもあった。そこから山頂までは15分ほど。下りの風穴コースはぬかるみのオンパレード。岩場が多く、ロープ場、ハシゴ場などもあり、ぬかるみさえなければ変化に富んだ面白いコースであった。本日の宿泊地はオートキャンプin高千穂。夜は自炊で焼肉(と言っても豚)を堪能した。移動の疲れもあり、隣のテントからの轟音も気にならず、朝まで熟睡できた。
 
2日目は高千穂から3時間かけて、霧島山へ。大浪登山口から、雨が降る中、霧島山の最高峰・韓国岳を目指す。登山道は整備されており、大浪池休憩所までは石畳の道が続く。大波池に着いた頃には雨が強くなり、山頂は強風。絶景というご褒美もなく、記念写真だけ撮って下山した。下山途中で雨が弱まり、霧で隠れていた大浪池を拝むことができたのが唯一の救いである。本日の宿泊地はえびの高原キャンプ村。雨の中、テントを張るという根性は持ち合わせていないため、テント泊からケビンに変更。夜ご飯は昨日に続き、自炊で焼肉を食べた。昨日の残りの肉である。翌日のお腹の調子が心配…。
 
3日目は開聞岳。登山口のある「かいもん山麓ふれあい公園」に着いたのは12時頃。10時過ぎまで雨が激しかったため、登らす引き返す人が何人もいた。駐車場から2合目の登山口まではキャンプ場内を歩く。2合目から本格的な登山道に。途中までは、火山らしく砂礫の滑りやすい道が続く。7合目付近からは岩場に。山頂に着いたときには奇跡的に雨が止んでいた。もしかしたら、噂の絶景が望めるかもと淡い期待を抱くも虚しく……。登頂したことに満足し、登ってきた道を引き返す。この日もテント泊予定をホテル泊に変更。夜ごはんは同行者の希望で焼肉屋へ(また肉!?)。店で食べる焼肉は旨い!やっぱりお肉は牛だ。
 
4~6日目は屋久島・宮之浦岳テント泊縦走。まずは指宿港から高速船に乗り宮之浦港へ。宮之浦港から淀川登山口まではバスとタクシーを利用。1日目はゆるく、淀川小屋まで。登山口から40分弱で到着した。ここで1泊し、次の日は5時40分頃出発、宮之浦岳の山頂を踏み新高塚小屋まで行く。途中の湿原の花之江河付近で、ヤクシカに出合い大興奮。山頂では360度の展望を楽しめた(やっと…)。新高塚小屋に12時30分頃到着し、テントを張る。昼ごはんを食べ周辺を散歩し、あとは喋りかけるなオーラ全開でひたすらゴロゴロ。翌朝は5時過ぎに出発し、ウィルソン株と縄文杉を堪能して白谷雲水渓を周回した。
 
7~8日目は九重連山テン泊縦走。阿蘇山の噴火による規制で少し渋滞をし、大曲登山口に着いたのは13時前。三俣山西峰、IV峰、本峰、南峰のピークを経て、坊がつるのテント場に着いたのは18:00。南峰から坊がつるに下る道で、数メートル滑落した登山者がいたため、安全策を取り、諏蛾守峠まで戻ってテント場へ向かったため遅くなってしまった。夜ご飯を食べた後、法華院温泉山荘で温泉に浸かり就寝。翌日7:45分に撤収し、中岳や九住山をはじめ9つのピークを踏み、牧ノ戸峠登山口へと下山した。

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