槍ヶ岳山頂にて

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

槍ヶ岳サミットアタック

下山ルート

 山行基本情報 

山行部・専門部 マウンテン部
山名/山域 夏山No.18 槍ヶ岳
ジャンル 無雪期ピークハント
日程 2018年7月29日(日)~31日(火)
CL 会員番号 2495
参加人数 13名(男性8名、女性5名)
文責 会員番号 3431

 山行個別情報 

天気 1日:曇りのち晴れ、2日:晴れ、3日:晴れ
アクセス マイクロバス
コースタイム 1日目 名古屋7:00==10:20上高地ビジターセンター(昼食)10:55…12:40徳澤園12:45…13:43横尾山荘13:54…15:34槍沢ロッジ(泊)
2日目 槍沢ロッジ5:30…槍沢大曲6:41…8:33天狗池8:55…11:22天狗原分岐11:29…12:53中岳13:14…13:51大喰岳14:08…14:39槍ヶ岳山荘15:07…15:37槍ヶ岳15:58…16:20槍ヶ岳山荘(泊)
3日目 槍ヶ岳山荘5:55…8:58槍平小屋9:15…10:16藤木レリーフ10:30…白出小屋12:15…穂高平小屋12:55…13:40新穂高温泉==14:20平湯温泉(入浴・昼食)15:30==19:00名古屋
コース状況 新穂高温泉への下りルートでは、①飛騨乗越から千丈分岐まではザレ場・ガレ場の連続なので石車等に要注意。②滝谷出合では直近の大雨で地形変動しており、渡渉ポイントの見極めが必要。
共同装備 補助ロープ、ツェルト

 紀行文 感想/記録 

紀行文
29日:迷走台風接近で実施が危ぶまれたが、晴れ男と晴れ女が揃ったせいか無事出発にこぎつけた。上高地BCで昼食・準備体操を済ませ泊地の槍沢ロッジへ向かう。到着後、風呂に入り汗を流して湯上りのビールで乾杯。夕食後は早い目の就寝。日曜日にも拘わらず宿泊客が多いのには驚いた。
 
30日:早朝から晴天に恵まれる。天狗原分岐から期待の天狗池を目指す。予想に反してこじんまりとした池で逆さ槍を見れる場所を探すのに一苦労するも何とか写真に収める。そして本格的な岩場急登の始まり。稜線に出るまでが本当にしんどかったが、見渡す限りの絶景と、冷えた天然水の恵みやサプライズの雪渓かき氷で疲れを暫し癒してくれた。中岳、大喰岳を経て一気に100mほど下り、そして登り返しという最後の関門。山荘は間近に見えどなかなか辿りつかないもどかしさ。山荘にザックをデポしてメインイベントたる槍の穂先に挑戦。平日の午後3時過ぎとあってスムーズに登れた。頂上はあいにくガスって360度の大パノラマとはいかなかったが、念願の槍ヶ岳登頂に大満足。
 
31日:6時に小屋を出発し新穂高温泉を目指す。ザレ場・ガレ場の下り坂を慎重に進みながらもニッコウキスゲ、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロ、クルマユリ、ヨツバシオガマ等のお花畑にホットする。一方平日にも関わらず多数の登山客とすれ違う。さすが槍ヶ岳。槍平小屋の管理人から滝谷出合付近の地形が直近の大雨で変わっており、徒渉時のアドバイスを受ける。現場に着くと確かに徒渉に苦労した。長い行程を経ながらも全員無事に新穂高温泉に到着。平湯温泉で二日間の汗と疲れを取り名古屋へ戻る。
バス運転手さんの毎度ながらの安全運転と気配り、リーダー・サブリーダーの臨機応変な対応により全員無事に名古屋に戻れたことに感謝。

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