地図 <ヤマレコ><地形図>
山行基本情報
山行部・専門部 | アルパイン部 |
山名/山域 | 奥穂高岳南稜バリエーションルート |
ジャンル | バリエーションルート |
日程 | 2018年7月21日(土)~7月22日(日) |
CL | 会員番号 3028 |
参加人数 | 男 3名 女 2名 合計 5名 |
文責 | 会員番号 3028 |
山行個別情報
天気 | 21日 晴れ 22日 晴れ |
アクセス | 自家用車 |
コースタイム | 21日 名駅6:50==10:15沢渡==11:15上高地・・・14:35岳沢テント場(テント設営)15:30・・・岳沢雪渓・・・南稜取付き偵察・・・16:30テン場(泊) 22日 テン場4:15・・・5:10南陵取付・・・7:30トリコニー1峰・・・8:50懸垂下降地点・・・9:50南稜の頭10:15・・・11:50紀美子平12:10・・・14:20岳沢テント場・・・17:10上高地==沢渡(入浴)19:15==22:30名古屋 |
コース状況 | 岳沢雪渓は、今年は通常の半分程度だが、問題なく南稜取付まで行くことができる。シュルンドも小さく問題ない。取付き付近でガイド山行2組を抜かして、左ルンゼからハイマツ漕ぎして、トリコニー1峰下部に到着、若干、ハイマツ地帯でコースロスをしたが、ロス時間は15分程度でトリコニー1峰下部に到着。トリコニー1峰、2峰は過去のルートを取り、懸垂下降地点までは、尾根を外さず行けば、簡単にルート取りできる。 |
共同装備 | ロープ30m、ツエルト2、テント2張り、ガスコンロ2組 |
紀行文 感想/記録
紀行文 | 毎年このコースをアタックしているが、昨年は天候に阻まれ断念したが今年は、酷暑の中、ルートを踏破した。 山行初日は、全国的にも39度をマークした日で、上高地から岳沢までも清々しさは全くなく、暑さとの闘いで、メンバー5人とも可成り暑さで参りながら、テント装備で岳沢まで持ち上げた。翌日の南陵アタックは、早朝3時起きで、4時15分テン場を出発した。岳沢雪渓を登り、南陵取付きに到着。我々の前に、パワーゾーンの山行2組が先行していたが、取付きで抜かして、下の滝、上の滝を登攀し、三差路に到着した。右ルンゼを辿り、ハイマツ漕ぎをしているうちにコースを若干左よりに取ってしまい、コースをロスしたが、毎回登攀しているコースなので、15分ほど余分にハイマツ漕ぎをして、トリコニー1峰下部に到着。ほぼ今迄のコースタイムであったが、7時過ぎると太陽が少しづつ登りだすと、暑さで体力が奪われる。この南稜は、まったく日影が無く早いうちに南陵の頭に到着する必要が有る。トリコニー1峰のモノリス岩を左から巻いて登攀し、ナイフリッジ状の岩角を乗り越えて、トリコニー1峰のピナクル岩を左から巻くと、2峰が眼の先で、2峰を右から回り込んで登攀。3峰は登らず、ナイフリッジ状の尾根を1時間程歩くと、最後の難関の懸垂下降地点に到着。ロープを出して、10mほどを降りれば、残り30分ほどで南稜の頭!ガレ場を歩くが、強い日差しが照り付け、水分補給をしながら、南陵の頭に9時50分到着した。前回よりも20-30分ほどタイムロスしたが、やはりこの暑さでの休憩時間を多くとったためロスとなった。下山は吊尾根~紀美子平~岳沢テント場を経由して、午後5時過ぎに下山完了。酷暑の中でのこのルートは、しっかり水を用意汁必要が有り、ミネラル類もしっかり持っていく必要が有る。今回のメンバー5名の足が揃っていたため、快適にこのバリルートを踏破できた。 |
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