地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 アルパイン部
山名/山域 西穂高岳 スノーチャレンジ
ジャンル 積雪期ピークハント
日程 2018年3月17日(土)~18日(日)
CL 会員番号 3028
参加人数  7名( 男5名 女2名 )
文責 会員番号 3028 

 山行個別情報 

天気 17日 晴れ 18日 晴れ 
アクセス 自家用車 
コースタイム 17日 名駅6:50==東海北陸道==10:30新穂高ロープウエイ++穂高口11:45・・・12:50西穂山荘13:20・・・14:35西穂高独標14:45・・・15:40西穂山荘
18日 山荘5:50・・・6:50独標・・・8:30西穂高岳山頂8:45・・・10:10独標・・・11:00西穂山荘11:30・・・12:20穂高口++新穂高ロープウエイ==14:10平湯の森15:00==18:40名駅 
コース状況 金曜日に降雪があり、独標手前までは、フカフカの冬道で歩き辛い。独標から上部は、雪も締まり上々のコース。土曜日に多くの登山者が登ったようで本峰の雪壁は階段状となっており、簡単に突破できたが、そもそもこのコースは天気次第だ。強風が吹き荒れる天気では、本峰どころか、独標・ピラミッドピーク止まりは当然だ。撤退する登山者も多く、甘く見ないで欲しいものです。 
共同装備  ロープ 30m×2本 スノーバー2本、ツエルト2

 紀行文 感想/記録 

紀行文

スノーアドベンチャーシリーズの最終回は、千畳敷カール、赤岳テン泊、赤岳横岳・唐松岳に参加した会員の内、足自慢の会員が参加した。
土曜日の朝名古屋を出発し新穂高に到着。さっそく登山相談所に登山届けを出し、駐車場まで車を回送する。実は、毎年ロープウエイ乗り場の上に駐車できたのが、今年は駐車場の工事のため、登山者は、1Km下の深山荘の露天風呂駐車場にとめることになった。11時定刻のロープウエイに乗り穂高口に向かう。穂高口から西穂山荘までは、前日降った雪で歩き辛くなっていた。約1時間で山荘に到着。
装備を付けて一路独標へ。天気もよく風も弱く快適に登れる。独標の雪壁もキッチリ雪が付いている為、ピッケルをダガーポジションで簡単に登れた。独標には、ショートロープで繋がれて登山者が1組。岐阜県警の山岳救助隊員が2名様子を見ている。救助隊2名はクライムダウンで3人の横をスイスイとバックで降りていく。我々も続いてクライムダウンで降りようとしたところ、ショートロープ3人組が降下が怖く雪壁で固まっている。サッサと降りたが、なかなか降りてこない。救助隊2名も独標の対面の岩壁の上で様子を見ている。困った登山者たちである。3人の内2人がどうも初心者でロープをもったリーダー格もショートロープの巻き方も知らないようだ。至る所でガイドモドキがいるようだ。

翌日、早朝5:50本峰に向けて出発。我々の前を20名ほどの団体(後に判ったことだが、アルパインツアーの雪山山行で独標までのコース。料金は大が6枚)がだらだら歩いているではないか!初老のガイド山行6人?がノロノロ歩いていた為、サッサと追い越し、丸山で、あの団体を一気に追い越して、何と1時間も掛からず独標に到着。休み無しで急登を駆け上がると、ピラミッドピーク・チャンピンピーク、本峰、その奥にジャンダルムと奥穂のスカイラインが一望となっている。
独標で写真タイムの後、独標を注意深く下り、10峰、9峰、ピラミッドピークを次々踏破。ピラミッドピークから、独標の登りが蟻の数珠繋ぎ担っている様子が、手に取るように見える。あの団体さんだ!後に西穂西尾根を登っていた人たちも50人は居たのでは?と眺めていたようだ。それにしても異常な光景だ。大6枚で独標とは、満足できたのか?登りも下りもガイドがロープを使ってお客をビレイしていたとのこと。
我々は、約2時間40分ほどで最終目標の西穂高岳頂上に到着した。ハイタッチを交わし、記念写真を撮りサッサと下山。下山中も3-4組のガイド山行を追い越したりし、6峰のサウスコルで休憩。今日初の本格的休憩。行動食を摂り各ピーク、ピークを慎重に上り下りし、10時には独標に到着。あの団体のお陰で、なんと独標の雪壁はエスカレーターの階段状になっていて、昨日とは打って変わって簡単になっていた。丸山で山岳救助隊員に会釈して山荘に到着。装備を解き軽く昼食とって穂高口へ急ぐ。下山後、平湯の森で人汗流して、帰名。

スノーアドベンチャーのミッション・コンプリート!!来シーズンは?スノー×○シリーズか?乞うご期待を! 

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