地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 アルパイン部
山名/山域 大日ヶ岳(1709m) 
ジャンル 積雪期ピークハント 
日程 2018年1月27日(土)~28日(日) 
CL 会員番号 2954 
参加人数 4名(男性3名 女性1名) 
文責 会員番号 2954 

 山行個別情報 

天気 快晴
アクセス 自家用車
コースタイム 1月27日  
名駅大名古屋ビル前7:00==名古屋IC==東海北陸道==ぎふ大和IC==国道156号==ひるがの登山道口11:00・・・(新雪ラッセル)
・・・鉄塔下12:10・・・胸突き八丁通過上部14:50 テント設営 
1月28日
テント設営地 9:00・・・鉄塔下(茶話会)10:20~10:50・・・ひるがの登山口 11:20
==日帰り温泉 途中入浴==名駅大名古屋ビル前(18:00) 
コース状況 山行日の週の始めに寒波が入り大雪が降った後のこともあり、登山道入口の積雪が1m50cm、ワカン装着で膝まで沈み込む状況下での山行となりました。 
共同装備 テント ・コッフェル ・ガス一式・ザイル(30m×8mm)・新聞紙、ロールペーパー・ツエルト・スコップ 

 紀行文 感想/記録 

紀行文

ここ数日の大雪で不安でしたが、土日の週間天気予報は快晴、気温も少し高めとのことで、大日ヶ岳に行ってきました。
除雪された舗装路を突き詰め、登山口の駐車場まで来ると他の車両は無く、登山者が入っている気配がありませんでした。まさか、全区間ラッセル?といやーな予感。準備を終えて、登山道入り口まで行くと腰高まである雪壁がお出迎えです。雪壁をワカンで乗り越えても、まったくトレースは見当たりません。予感ではなく、現実だ!と悟り、少し進むと、 “ここより山頂まで約7km”の標識がありました。 これは何かの間違いですよね。と思って 後ろを振り返れば、他のメンバーは “よし 行けるところまで行ったるでー。”との形相。 私も心機一転“行ったるでー”と いざ出発。ひざ上まである新雪の上を交代しながらラッセル、ラッセル、本日のテント設営予定地2.5㎞先の「いっぷく平」に向け出発です。しかし、行動予定の15時に近くになってもやっと「胸突き八丁」(登山口から約1.8km)を超えたところです。初日はやむなく、ここでテント泊。(本日の山行距離  5時間で1.8km)

2日目は初日のラッセルの全身運動で疲れたせいか、全員起床時間に起きられず、寝坊の上にマッタリな朝食をしてしまい、テント撤収後、まったく上に登らず即下山。途中、このまま降りても、お風呂屋さんは開いてないねー。と気づき、鉄塔近くで雪のテーブルと椅子を作りお茶会を開き、“よいお点前で”、なんて言いながら時間調整。その後、無事 駐車場まで下山し、山行終了。(本日の山行距離 2時間10分で1.7km お茶会付き)

よく「ラッセル泥棒」という言葉を聞きますが、今回の山行でラッセルの重労働を知りました。「こりゃ泥棒と言われても仕方ない!」と変に納得した山行でした。

 写真