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地図 <ヤマレコ><地形図>
山行基本情報
山名/山域 | 夏山No.27 劔岳源次郎尾根 |
ジャンル | 6.アルパインクライミング |
日程 | 2016年8月11日~13日 |
CL | 会員番号2954 |
参加人数 | 5名 |
文責 | 会員番号3028 |
山行個別情報
天気 | 3日間とも快晴☀ |
アクセス | 自家用車 ~ ケーブルカー ~ バス 🚘 🚃 |
コースタイム | 11日(山の日)名駅6:00==10:00立山駅++美女平==室堂13:00・・・16:00剣御前小屋・・・17:00剣沢テント場 12日 テント場4:00・・・5:30取付・・・1峰・・・10:30 2峰(懸垂下降)11:30・・・12:30頂上13:00・・・前劔・・・16:00一服劔・・・17:00剣山荘・・・18:00剣沢テント場 13日 テント場6:00・・・7:00剣御前小屋(コーヒータイム)・・・みくりヶ池荘・・・10:00室堂==美女平++立山==12:00亀谷温泉13:00==17:00名駅⌚ |
コース状況 |
源次郎尾根の取付きまでの剣沢大雪渓が今年は暖冬の影響で、可成り後退しており、至る所にクレバスがぽっかり口を開いており、富山県警から入山規制に近い危険情報が発令されていたため、1週間に入山した静岡労山の情報で、夏道で取付きまで辿り、平蔵谷の雪渓を明るくなってから横断すれば、大丈夫とのことで入山を決行した。 |
共同装備 | 50mロープ×2、テント×2 |
紀行文 感想/記録
紀行文 |
11日は今年から始まった『山の日』。丁度三連休も重なり渋滞とケーブルカー待ち時間が懸念される中、予定の出発時間を1時間早めて、出発。いつも渋滞する高鷲辺りは全く渋滞もなかったが、やはり、立山駅で1時間半のケーブルカー待ち。観光客も多く、途中のコンビニの食料が無くなっていた。10分ほど戻ったところのコンビニで食料を調達し立山駅に到着。 室堂に到着して、雪渓が全く無くなってしまった立山連峰の姿を見てビックリ!いつもある雪渓が無い!異常に室堂の気温も高い!これは何時もの年とは違うぞ!と思いながら剣沢テント場に向かう。 予定通り5時にテン場に到着し、テント2張りを設営。今回は4人用テントを2張り持ってきたので、5人パーティーでは広すぎるくらいだが、寝心地が良さそうだ。 今宵のメニューは、M崎さんが自宅から仕込んでくれたタンドリーチキンだ! 自分が、網を持参して野菜類を焼きながら酒の肴とし、アルコールも適当に入ったところで就寝した。 12日、 朝4時に行動開始で、剣沢大雪渓を本当なら歩いていくところ、雪渓が大後退して危険な状態のため、雪渓の右側の夏道を辿って平蔵谷まで行く。 5時半頃になるともう明るくなり注意して、雪渓を横断した。 取付きの三角岩も可成り上に位置していたため、踏み跡を誤り20-30分ヤブ漕ぎをする羽目になったが、第1関門の岩場を踏破し、予定時間どうり、尾根に取り付いた。 日の出とともに直射日光が当たり体力を奪っていく。静岡労山からの「熱中症」になるくらい大変だったと言うアドバイスを思い出した頃には、余分に持ってきた水も可成り減っていることに気が付いた。
1峰までが凄く長く感じられた。やっと2峰の懸垂下降地点に辿り着き大休止となった。 尾根を登る至る所で八つ峰の勇壮な針山を観賞しながら、沢山のクライマーが取付いているのが分かる。熊岩当たりではテントも4-5張あるが、落石の音が有るたびに、身を縮める思いがする。1-2メートルの大きな落石が長次郎谷の至る所で発生している。その中を2-3パーティーが行動している。勇気のある奴らだと感心しながら、劔岳本峰を目指す。 昼過ぎに頂上に到着したが、暑さと疲労で水が残り少ない。さて、出発と言うとき、北方稜線からカメラクルーを従えた『イッテQ登山部』のイモトアヤコ一同がやってきた。プロガイドに上下挟まれてロープ確保されて歩いているイモト!何とアイゼンも履いている。今秋に予定しているアイガー登攀の練習だろうと想像がつく。 下山は、別山尾根を取り、ヨコバイと平蔵の頭、など一般道と言えども油断のできない岩場が続いた。 午後5時にやっと剣山荘に到着し、コーラ一気飲みをしてテント場に戻った。 熱さに参った源次郎尾根であった。翌日は立山三山を巡って帰る予定であったが、疲労困憊で真っすぐ下山した。 |
写真 📷
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- 夏山一斉登山