後尾根3

後尾根3

 冬山に向けた厳しい訓練山行で、後尾根を登り切れば、これからの山行の未来と自信に繋がります。今年の後尾根は、積雪が少なく「まさに岩と氷と雪の殿堂」と言えるもので、登山者にとって厳しさを教え、経験を積むにはもってこいの道場です。

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山名/山域 御在所岳・後尾根 
ジャンル アイゼントレーニングの実践 
日程 2015年12月20日(日) 
CL 会員番号2714 
参加人数 12名  男7名 女5名 
文責 会員番号2714 

 山行個別情報 

天気 曇り時々晴れ  ☀ ⛅ ⛅
アクセス マイカー  🚘 🚃
コースタイム 裏道日向小屋前8時30分集合・・ウサギの耳(装備装着)10:00北沢遡行・・藤内沢出会い10:40(アイゼン装着)・・1ルンゼ登攀開始11:20・・後尾根取付き12:00(登攀終了)13:20・・中道分岐14:20・・キレット15:05・・中道小峠15:40・・裏道分岐16:00・・日向小屋前16:20(解散)⌚
コース状況

テスト岩から1ルンゼ小滝まではベルグラ状に氷が張りアイゼンの訓練には絶好のコンデションである。

ウサギの耳から北沢を二班に分けてアンザイレンしてコンテで歩く訓練をした。1ルンゼ小滝横はピッケルとアイゼンを上手に使い分けて登らなければ成らないので緊張する所だ。

後尾根の核心部の岩稜はアイゼンを上手く使いこなせないと非常に苦労する。中道の登山道は凍って居るのですべって危険だが敢えてツボ足で歩き下山した。 

共同装備 Wロープ2本  ツエルト3 
概念図・地図 後尾根概念図 

 紀行文 感想/記録 

紀行文

先週の定光寺アイゼントレーニングの成果を実践する山行で有ったので参加した人は厳しい訓練に着いて行ける実力を付けていた。

ウサギの耳から二班に分かれてアンザイレンしてコンテで歩く練習から実施。藤内沢出会いでアイゼンを装着。一ルンゼは薄く氷が張りピッケルとアイゼンの訓練には持って来いのコンデションに成って居る。しかし後尾根の登攀はアイゼンを着けると登るのに苦労している人が未だ数名は居たのでもう少し訓練を重ねたい。

全般に足並みは揃っていたが後尾根の登攀に時間が懸ってしまい藤内沢下降を予定を変更して中道分岐からキレットを通り小峠から裏道に下山した。寒さが厳しく成ると更にグレードが上がって来るので頑張って楽しい冬山にしよう。 

 写真  📷