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 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山名/山域 藤内沢 国見尾根 
ジャンル バリエーションルート
日程 2015年11月29日(日) 
CL 会員番号 2954 
参加人数 11人 
文責 会員番号 3028 

 山行個別情報 

天気 曇り  ⛅
アクセス マイカー  🚘 
コースタイム 日向小屋8:00・・・8:25藤内小屋・・・8:45北谷・・・9:20テスト岩・・・3ルンゼ11:10・・・11:30朝陽台(昼食)12:10・・・12:30国見尾根取付・・・13:00天狗岩・・・14:00藤内小屋・・・14:40日向小屋⌚
コース状況 今回の山行は、計画では藤内沢から後尾根を登攀する予定であったが、日向小屋の情報では、ここ数日の寒さから藤内沢の上部の第3ルンゼ付近がベルグラ状態となっているとのことで、安全を期して後尾根登攀を断念し、ポピュラーな藤内沢踏破することになったが、至る所にミニ滝が凍り付いており、第3ルンゼでは、少しづつ氷が発達している。これで雪が降り、寒波が2-3回訪れれば、格好の冬山バリエーションに変身することだろう。12月中旬には期待が出来るか? 
共同装備 共同装備:ザイル(9.5㎜×50m)、ツエルト(2)個人装備:ヘルメット、ハーネス、カラビナ3(安環付1)、シュリンゲ(120㎝×1、60㎝×1)、ふわく必携品 
概念図・地図 御在所藤内壁 

 紀行文 感想/記録 

紀行文

今回の山行は、後尾根であったが、ベルグラ状態を心配し、3300番台の新人が2名参加もあり、CLは慎重に判断し藤内沢踏破とした。行ってみると数か所がベルグラ状態の岩あるだけで、心配するほどではなかったが、安全第一でCLが判断したことは正解である。

参加者は特に心配するほどでもなく、順調に歩を進め、時間どうり朝陽台に到着した。朝陽台で簡単に昼食を済ませて、国見尾根を目指した。

今回の山行の目的の一つとして、国見尾根の天狗岩から御在所岳の岩場全体を鑑賞することであった。天狗岩から、後尾根、奥又、バットレス、一壁、前尾根の容姿が手に取るごとき鑑賞できた。参加者もいつも登攀している岩場を遠くから眺めて見るものも良いもんだなあと歓心した。

下山ルートは国見尾根ルートを取り、午後2時には藤内小屋に到着。一息入れて、日向小屋に下山した。晩秋の御在所を楽しんだ一日であった。 

(注)ベルグラとは、フランス語で登山で、岩肌に一面に張った薄氷。(verglas)

 写真  📷