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 地図 <ヤマレコ><地形図> 

MAP

 山行基本情報 

山名/山域 ダイラ 
ジャンル ルートファインデイング 
日程  2015/10/31
CL 会員番号 3229 
参加人数 23名 
文責 会員番号 3229 

 山行個別情報 

天気 曇り時々晴  ☀ ⛅ ⛅
アクセス マイクロバス  🚘 🚃
コースタイム  名古屋駅前7:00==8:30時山登山口++毘沙門谷入口++毘沙門谷東尾根++12:00ダイラの頭++ダイラ++ダイラ北尾根++びわ池++:15:00時山登山口==16:30名古屋駅前⌚
コース状況 コース全体として云えることは、人があまり入らないこともあり、登山道といえるものはほとんど無いということ。ダイラの中はブナ林に囲まれ視認できる目標物も少なく現在地の特定もなかなか難しいが、その静かさと風情は大きな魅力。 

 紀行文 感想/記録 

紀行文

オリエ部のベテランからふわく入会後日が浅い新人まで総勢23名がダイラに挑戦。 ミーテイング後、4~5名単位の5グループに分かれ、時間差を付けて各々出発。毘沙門谷入口にかかるほとんど朽ちかけた木橋を注意して渡る。最初の目標地点は東尾根の480mピーク、コンパスを合わせて登り始めるがかなりな急登で息が切れる。以降、尾根続きのアップダウンがダイラの頭を超えて三国岳三角点を臨む幅狭いコルまで続く。登山道らしきものはほとんど無いが、尾根道でもありルートをたどるのは比較的容易だ。しかし油断は禁物、支尾根に入らぬよう注意しながら歩く。ここまでは各グループ共に順調であろうと思う。

さあここからが日頃の鍛錬の成果が試される時と気を引き締める。地形・地形図・コンパスを睨みながら獣道らしき痕跡をたどりつつ、ダイラへと下り始める。等高線の傾きの体感が徐々に低くなってきた、ダイラへと入りつつあるようだ。フラットな地形の中で目に付くのはブナ林ばかりで尾根や谷等の目印はまったく見えない。方向感覚の維持が難しいが、、なんとか最後のお守りのGPSを使うことなくダイラの東端近くの目標集合場所である岩場までたどり着いた。はたして全グループ集まるであろうか?とても不安な気持ちの中で時間がひじょうに長く感じる。最後のグループが林の中から姿を現した時はほっとして胸をなでおろす。そんな緊張感の中でダイラ名物のなめこ採りに夢中になっている人もいる

 しかしダイラは何でこんなに静かなのだろう!しばらく全員でダイラの静粛と秋を楽しんだ後、再びグループ単位で時間差を付けて出発、目指すはダイラ北尾根。ダイラ東端の険しい谷を右目にとらえながら等高線に沿って歩いていくが、右に傾いた姿勢で高度を維持しながら歩くのもなかなか辛抱が必要で難しい。枝を通して少しずつ明るくなる光を通して北尾根の頂が近ずいたことを感じた所で、方向を変えて一気に北尾根を登り切る。あとは尾根道をたどって597mピーク(びわ池)にたどり着く。池からは今日のゴール(阿蘇谷入口)目指して一気に降り、全員ゴールの阿蘇谷入口に無事到着。ダイラの魅力に取りつかれた一日であった。 

 写真  📷