鎌ヶ岳三ツ口谷は雪が吹き溜まり、ラッセルを強要されます。前爪アイゼン・ピッケルの雪山装備で山頂を目指しました。途中、三ツ口大滝の氷瀑を見学。
地図/標高グラフ <ヤマレコ>
地図 <国土地理院地形図>
山行基本情報
山名/山域 | 【鈴鹿】 鎌ヶ岳 |
ジャンル | 3.積雪期ピークハント |
日程 | 2015年1月25日 |
CL | 会員番号 2641 |
参加人数 | 17名 |
文責 | 会員番号 2641 画像提供 3144 |
山行個別情報
天気 | 晴れ時々曇り |
アクセス | 電車、バス |
コースタイム | 三ツ口大堰堤10:05…11:50長石尾根乗越…13:40鎌ヶ岳山頂…15:30三ツ口大堰堤 |
コース状況 | 多雪 |
共同装備 | ツエルト3 8mm×20m 2 |
概念図・地図 |
紀行文 感想/記録
紀行文 |
鈴鹿中部の御在所岳とともに並ぶ盟峰鎌ヶ岳に登ってきました。 三ツ口大堰堤でミーティングの後、簡易ハーネスをシュリンゲで作成してピッケルの打ち方の練習をしました。その後いよいよ雪のたっぷりついた三ツ口谷へ突入です。 12m滝の巻き道は一般登山道とはいうものの谷側が切れていてしょっぱなから緊張します。最後の堰堤の登りをラッセル気味に上がるとやっと登山道が広く安定してきました。 やがて三ツ口の大滝を見物しようと支谷へ入りましたが両岸を抱えるように雪がついていて滝壺まで行けずにちらりと滝を見てUターン。この滝の巻き道もトレースはあるものの急登です。 長石尾根と三ツ口谷の標高差がほとんどないところが広い斜面だったのでみんなでラッセルをして遊びました。油断すると足の付け根まではまる積雪量です。 汗ばむ陽気で風もなく食事も和気あいあいと楽しい雰囲気です。ここから長石尾根に乗って山頂を目指します。いつもは風の吹きすさぶガレも今日はそよ風のよう。ダイレクトルンゼを右に見ながら最後の急登でしっかりピッケルを打ち、前爪を効かせて登り切った山頂からは御在所の山頂台地、雨乞岳、イブネ、入道ヶ岳、仙ヶ岳のモノトーンに染まった鈴鹿の名峰が360度目に飛び込んできました。 山頂の祠はわずかに屋根が見えるほどの積雪で、雪庇もかなり発達しています。一息展望を楽しんだ後、固定ザイルを張り一気に下山です。長石尾根780mから三ツ口谷へ下降して、適当な斜面を見つけて尻セードで遊びました。天候もさることながら素敵なメンバーに恵まれ楽しい山行になりました。 |
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