鈴鹿最北の低山、積雪があれば軽アイゼンなど冬装備のテストを兼ねての雪山入門コースです。山岳寺院跡、城址史跡とブナの巨木の多い山塊です。

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 山行基本情報 

山名/山域 【鈴鹿】松尾寺山~八葉山 ★1☆4(普通)
ジャンル 3.積雪期ピークハント
日程 2014年12月21日
CL 会員番号 2641  SL:2757
参加人数 19名
文責 会員番号2641

 山行個別情報 

天気 曇り時々晴れ
アクセス 電車、バス
コースタイム 上丹生BS10:16…10:30いぼとり地蔵…11:43松尾寺跡…12:30松尾寺山…13:26八葉山…14:27鎌刃城跡…14:55櫓…15:41番場BS
コース状況 トレース確保のため上丹生からのアプローチとしたが松尾寺山南東尾根までは踏み跡薄い。地蔵峠~八葉山~林道出合までもテープもなく踏み跡が薄い。
共同装備 補助ロープ、ツエルト、ガス一式
概念図・地図

松尾寺山概念図 

地図1/2.5万彦根東部

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 紀行文 感想/記録 

紀行文 鈴鹿の山脈の最北、低山ではあるが積雪の期待と史跡を訪ねる山旅となりました。
そもそもこの辺りは霊仙山を中心に曼荼羅のように仏教関連の名前のついた山が多いです。
松尾寺山はもとより八葉山の由来は花弁が八枚ある仏の座る蓮からきているようで、八葉蓮華とは極楽浄土を指す言葉のようです。
我々の目指す八葉山は果たしてメンバーにとって極楽浄土だったでしょうか?
松尾寺の城郭跡とも思われるような坊跡を何段も越え、やっと石段をあがると国の重要文化財の石塔が目につく松尾寺跡につきました。
霊仙三蔵の薀蓄を語りながらのランチタイムもそこそこに松尾寺山三角点へ向かいます。ここから琵琶湖の展望が広がってきます。
八葉山までの尾根は、石仏が二か所ほど。伊吹山の真っ白な勇姿に歓声が上がりました。
低山とは思えないような八葉山の斜面の急登を登りきると、小さい山頂標識のみで展望のない台地上の山頂へとたどり着きました。
ここからもテープなどほとんどない尾根をひたすら鎌刃城跡へと下ります。
ここは琵琶湖の展望がすばらしく、またしても歓声が上がります。
下山途中で「なめこ」の収穫でもりあがり、予定より1本早いバスで帰名しました。
低山ながらも一風変わった鈴鹿の面白さを味わえた山行になったかと思います。 

 写真 (クリックするとスライドショーに変わります)