地図 <ヤマレコ><地形図>
山行基本情報
山行部・専門部 | アルパイン部 |
山名/山域 | 剱岳・Ⅵ峰フェース |
ジャンル | アルパインクライミング |
日程 | 2024年7月25日~7月27日 |
CL | 会員番号3547 |
参加人数 | 3人 |
文責 | 会員番号3659 |
山行個別情報
天気 | 7/25(木)、曇りから雨、7/26(金)曇り、7/27(土)晴 |
アクセス | 自家用車 |
コースタイム | 25日 室堂 08:30・・・9:12 雷鳥沢キャンプ場・・・11:14 剱御前小舎 12:08・・・12:41 剱沢キャンプ場・・・13:54 平蔵谷出合・・・14:09 長次郎谷出合・・・14:43 真砂沢ロッジ :45 -> 14:46 宿泊地 (泊) 26日 真砂沢ロッジ03:30・・・ 04:17 長次郎谷出合・・・ 09:32 八ツ峰六峰Dフェース取付き ・・・ 15:58 八ツ峰六峰Aフェース・・・16:59 V,VIコル・・・19:52 長次郎谷出合 19:53・・・20:39 真砂沢ロッジ 27日 真砂沢ロッジ 06:31・・・ 10:16 剱澤小屋 10:36・・・12:12 剱御前小舎 12:19・・・14:05 雷鳥沢キャンプ場 14:17・・・15:16室堂 |
コース状況 | 長次郎谷は、雪解けが進んでいて途中進行方向に対して垂直に雪の割れ目でできており、谷をそのまま歩いていくことができず、シュルンドを超えて山側へ移動しました。特に帰りは、山側から谷移る場所を選ぶのに登り返したり苦労しました。 |
共同装備 | 4人用テント一式、50mダブルロープ(2本)、カム(#0.4~#3を1セット+マイクロカム数個)、 カム(#0.5、#0.75、#1、#2を各1)、ツェルト1、トランシーバ3 |
紀行文 感想/記録
紀行文 |
劔岳・八つ峰6峰Dフェースを登攀してきました。 初日、室堂から真砂沢ロッジを目指すのですが、予報以上に天気が悪く後半は雨の中を移動することになりました。筆者はミレーの布の様なうすいカッパで来てしまい、雨が浸透してきて低体温症になるかと思うくらい冷え冷えの危ない状態でしたが、真砂沢ロッジ到着後、1番でシャワーを浴びさせてもらい体温も戻り、元気が回復し助かりました。 二日目は当初チンネの予定でしたが、雪の状態、天気もあまりよくなく、Dフェースに向けて朝3時半に出発しました。長次郎谷は、ここ2年で3回目でしたが、雪の状態が5月より悪く、熊岩に到着するのに6時間ぐらいかっかった。 Dフェースの岩に取り付くのにも雪が切れているので苦労し、岩をいざ登ろうとすると見た目以上にむすかしく、途中正規ルートではなくはずれたのかよくわからないが、岩がごっそり落ちるやら大変、筆者は3番目でなんとかノーテンションで登ってましたが、5,6ピッチ目はリードをさせて頂きました。 Dフェースから5.6のコルに降りるのも大変で、途中、落ちそうになりながら降りましたが、CLのアドバイスがなければとても自力では降りられなかったと悔しい思いが残りました。 長次郎谷降りるのも大変で、雪が切れているので途中山側(源次郎側)へ登り、谷へ戻るのに雪との段差が小さく切れが小さい場所を見つけるのに苦労し、真砂沢付近に降りてきた時は真っ暗で、ロストにもなりなんとこの日の行動時間は17時間となり、小屋に戻ったのは20時30分でした。 もう、へとへとで戦意喪失しており、次の日は帰ることにしました。3日間のうちで一番天気がよく晴れていましたが、雷鳥荘までの道のりが一番大変で、室堂までなんと9時間かかりました。 歩くのもへとへと、クライミングも大変で筆者の山歴で最も過酷な山行になりました。CLとOさん、ありがとうございました。 |
写真
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