地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 マウンテン部
山名/山域 天蓋山・寺地山
ジャンル 無雪期ピークハント
日程 2021年10月9日~10月10日
CL 会員番号3008
参加人数 16人
文責 会員番号3008

 山行個別情報 

天気 10月9日 晴れ時々曇り 10月10日 快晴
アクセス 自家用車 4台
コースタイム

9日 山ノ上キャンプ場駐車場11:10…天蓋山登山口11:20…12:45雀平12:50…13:25天蓋山頂上…14:25雀平…14:30…天蓋山登山口15:35…15:45山ノ上駐車場16:00==猟師の家(泊) 

10日 宿6:30==飛越トンネル駐車場7:00…飛越トンネル登山口7:10…9:30神岡新道分岐9:35…鏡池平…10:40寺地山11:45…11:45鏡池平…12:20神岡新道分岐12:25…飛越トンネル登山口14:00

コース状況 天蓋山:登り始め沢筋登る為所処で泥濘み有った。登山道は整備行き届き危険箇所は無し。寺地山:泥濘みで有名なルートだが好天続きのせいか、回避して歩けた。丸い木端の敷かれた上はツルツルなので要注意。 
共同装備 補助ロープ 1 ツエルト 4

 紀行文 感想/記録 

紀行文

「ふわく山の会」創立45周年記念事業の一環でマウンテン部としては15山を計画し、13番目の山として岐阜県の寺地山1996mを今回計画実施しました。 

10/9日(土)前日は気軽に登山、眺めは最高!と日帰りやファミリーで楽しめる山として親しまれている天蓋山に登りました。期待を胸に登山口をスタートすると、登山道に山栗が300~400mに渡り落ちて居り、猿や熊が食べに来ているのでは無いか気にしつつ足を進めました。 

長い急登を登って1380mのすずめ平に着くと目の前の唐松と白樺の木に蔦うるしが真っ赤な葉を絡ませて美しい紅葉を見せ、疲れを癒やしてくれました。汗掻き掻きやがて頂上に着くと田部井淳子さんが揮毫された標柱が有り、360度の展望が待って居ました。生憎午後から雲が空を覆い山々は霞んだ状態でしたが思いっきり開放感に浸れました。全員で記念写真撮り昼食と周辺の山の展望を楽しみ下山。

宿泊は地元の民宿猟師の家に・・古民家を思い浮かべていましたが瀟洒で清潔な宿でした。ジビエ料理と地元多種多様名食材をふんだんに盛り込んだめずらしい内容と量で期待以上、ベーグルも全員大満足でした。

10/10(日)宿周りは朝靄がかかり幻想的で清々しい朝でした。飛越トンネル手前の登山口で準備体操終えスタート、登山口1460m以上あり紅葉が始まって居り心ウキウキ体も軽くルンルンでした。

泥濘みで有名な登山道ですが前日まで好天であったせいか、時々回避して歩ける状態が幸いでした。快適な登山道を全員で頂上を目指す。眼下に有峰湖が見え隠れする登山道をアップダウンし繰返し進むと処処で紅葉が歓迎してくれる、やがて湿地帯や鏡池が出てくると寺地山頂上に着く。

下山時に気付きましたが、山頂手前200m左側の3等三角点の表示有り、数人で藪の中を探し発見できました。山林局の立派な主三角点が鎮座して居ました。頂上より少し下ると北ノ股岳の展望地に到着。参加者全員の歓声!真っ青の空の中に北アルプスの山々が左から大日岳~奥大日岳~剣岳~薬師岳~北ノ股岳~赤木岳~黒部五郎岳~笠ヶ岳のピークが揃って見え我々を歓迎してくれた。此処でも全員揃って記念写真でポーズ。

下山時の紅葉も一層艶やかで感激でした。隠れ宿のさり気ない接待と美味しい料理の数々、そして色付きはじめた紅葉の美しい山々と絶景を満喫出来た2日間でした。

 写真