第8回西国三十三所をあるく㉙松尾寺

先回の成相寺に続き今回も日本海側にありアプローチが大変な29番札所松尾寺をめざしました。この寺は京都と福井の境にある青葉山の中腹に位置し、青葉山は地元では「若狭富士」と呼ばれ親しまれている山です。是非この山を東から西に縦走したかったのですが、時間がかかりすぎる為松尾寺と西峰のピストンになりました。

登山口からしばらくは緩やかな登り、その後350ｍを過ぎた頃から急登になり皆さんの話し声も聞こえなくなり熊除けの鈴の音だけが響きます。景色も見えずただ黙々と登るのみ、ふと緩やかになったなあと思ったらもうそこが西峰山頂。社の後の大岩に登れば若狭湾の大パノラマが、反対側は高浜町が一望でき素晴らしい眺めを堪能出来ました。

山行日当日は松尾寺で年一回開催される【仏舞】の日でしたがコロナで2年続けて中止になったとの事でした。残念でしたが本堂で仏面を拝見する事が出来幸運でした。