裏同心ルンゼF5でリードビレイするITさんとTNGTさん

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 アルパイン部
山名/山域 八ヶ岳・ジョウゴ沢&裏同心ルンゼ
ジャンル アイスクライミング
日程 2021年1月30日~2月1日
CL 会員番号3547
参加人数 6人
文責 会員番号3547

 山行個別情報 

天気 1/30晴れ 1/31曇りのち晴れ 2/1晴れ
アクセス マイカー
コースタイム
1/30(土) 6:45刈谷ハイウェイオアシス==10:00~10:40美濃戸・・・12:50~14:00赤岳鉱泉(テント設営)
1/31(日) 6:40赤岳鉱泉テント・・・7:30ジョウゴ沢F2登攀・・・8:30~8:45ゴルジュ通過・・・9:15~11:45ナイアガラの滝登攀・・・12:00ジョウゴ沢下降・・・13:40赤岳鉱泉テント(泊)
2/1(月) 6:15赤岳鉱泉テント・・・7:15裏同心ルンゼF2登攀・・・8:15F3登攀・・・9:00F5登攀・・・10:15~11:30大同心基部・・・11:30大同心稜下降・・・12:30~14:00赤岳鉱泉(テント撤収)・・・15:25美濃戸==20:50刈谷
コース状況

ジョウゴ沢F1とF3は雪でほとんど埋まっていた。F2は埋もれておらず傾斜もあり楽しく登れた。ジョウゴ沢支沢のナイアガラの滝は、左端をリードで登りペツルボルト2本でトップロープをセットして皆3本ずつ登った。同沢下降で懸垂したのはF2のみ。支点は右岸のボルト2本。

裏同心ルンゼはF1、F4が雪に埋もれていた。滑滝状のF2と、小さめのF3、核心のF5は、滝は小さめながらも楽しく登ることができた。下降は大同心稜。トレースは明瞭だった。

共同装備 シングルロープ50m×2、ダブルロープ50m×4、ツェルト2、テント泊装備

 紀行文 感想/記録 

紀行文

入山初日はテントを張ったら直ぐにアイスキャンディを登る計画だったが、重い人で26kgのザックを背負って疲れてしまい、日和ってテントで酒盛りに変更した。

2日目はジョウゴ沢。F2は高さがあり、氷も薄くリードは少し緊張する。両岸に岩壁が迫る狭いゴルジュを抜けると、左岸に高さ30m垂直の乙女の滝が姿を現した。まるでモンスターのような姿だ。我々は右岸の支沢に入り、ナイアガラの滝を登った。AOKがリードしてトップロープをセット。これを使ってみんなで左側と右側と中央の3か所を登った。帰りはジョウゴ沢を懸垂を交えて下った。

3日目は裏同心ルンゼ。50mのナメ滝F2は傾斜が緩く登りやすい。短いF3をサクッと越え、雪に埋もれたF4を歩いて登ると、核心のF5は左端から登った。登攀終了後は大同心稜に上がり、後続のKROさんチームの到着を待った。寒さで体がこわばって来た頃、ようやく合流し、大同心稜を歩いて下った。

 写真