燧ケ岳・俎嵓にて

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 マウンテン部
山名/山域 燧ケ岳・至仏山 百名山No.28.29.40 
ジャンル 2.無雪期ピークハント 
日程 2017年7月1日(土)~4日(火) 
CL  会員番号 2495
参加人数  22名(男性8名、女性14名)
文責  会員番号 3431

 山行個別情報 

天気 1日:雨、2日:ほぼ雨、3日雨後晴れ、4日:雨 
アクセス マイクロバス 
コースタイム

1日 名古屋7:00…14:00大清水登山口14:15==三平橋14:30…16:30長蔵小屋

2日 長蔵小屋7:00…11:40燧ケ岳・俎嵓(昼食)12:10…12:50燧ケ岳・柴安嵓13:00…16:40第2長蔵小屋

3日 第2長蔵小屋7:00…9:20山ノ鼻9:40…10:45鳩待峠10:55==11:55丸沼高原(昼食)12:30==13:50日光二荒山神社14:10==14:15華厳滝14:30==14:45竜頭ノ滝15:10==16:15みゆき(宿)

4日 みゆき7:00==14:30名古屋 

コース状況 燧ケ岳…登りの長英新道は比較的良好だが頂上間近で残雪ありアイゼン装着要。下りの見晴新道は雨が降ると泥沼状態となるので極めて慎重に歩を進める要あり。
至仏山…雨天につき山行取り止め。 
共同装備 補助ロープ、ツェルト 

 紀行文 感想/記録 

紀行文

 1日:名古屋出発から雨だったが明日からの好天を期待しつつバス旅を楽しむ。三平橋から雨の中を登山スタート。長蔵小屋に到着次第、雨具、ザックカバー、スパッツ等を乾燥室で場所取り合戦。お風呂で綺麗さっぱりして夕食を摂る。驚きはトイレがウオッシュレット。凄すぎる。

2日:出発時点では日頃の行いの良さから日が差す状況となったが、暫くすると雨の洗礼を受ける。皆、心がくじけそうになりながらも燧ケ岳頂上を目指す。頂上間近で雪渓に阻まれ先頭SLの即座の判断でアイゼン装着、補助ロープ対応をする。第一峰の俎嵓で昼食休憩。その後、最高点の柴安嵓に登る。下山路はまず岩場の急坂が続き、それが終わると泥沼道が延々と続き、肉体面に加え精神面でも疲れが蓄積。止めは木道がツルツル状態で更に神経が磨り減る。さすが健脚揃いで何とか全員無事下山。ここの第2長蔵小屋もお風呂がついているので疲労困憊の身体を癒すことができた。

3日:至仏山を予定していたが、朝からの土砂降り状態に加え、山が蛇紋岩という滑りやすい岩で出来ているので、リーダーの判断で登山は中止し、運転手のご協力と知見でミステリーツアーに変更。まずは鳩待峠まで尾瀬ヶ原の木道を花々を愛でながら歩を進める。幸い鳩待峠は晴れており、バスで丸沼高原まで移動し昼食を摂る。そこから二荒山神社を詣で、更に華厳滝、竜頭ノ滝を巡る。その後、温泉旅館に入り、お湯と食事を堪能した。

4日:台風が名古屋接近との情報もあり、急きょ名古屋に直行することに。
今回は雨に泣かされた山行となったが、燧ケ岳だけでも登頂出来たこと、サプライズパーティーを催して頂いたこと、全ての宿泊地がお風呂付というリーダーの配慮がなされたこと、運転手Aさんの惜しみないご尽力を頂けたこと、そして何と言っても天候を踏まえたリーダーの即断即決により全員無事に名古屋に戻れたことに感謝。

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