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 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山名/山域 御在所岳・一の谷本谷 
ジャンル 無雪期ピークハント 
日程 2017年1月29日(日) 
CL  会員番号3028
参加人数  12名(男9名女3名)
文責  会員番号3028 

 山行個別情報 

天気  晴れのち曇り
アクセス 近鉄  タクシー
コースタイム 名古屋7:10++ 8:29湯の山駅==8:45中道駐車場9:15・・・御在所山の家・・・不動滝・・・大黒岩・・・12:30朝陽台13:30・・・(中道)・・・15:30駐車場==湯の山駅15:59++名古屋
コース状況 1月中旬の大寒波の影響で御在所岳は多いところで1m近く積雪があり、1月25日頃の本谷はラッセル無しでは歩けない状態であったが、28日・29日と二日連続で晴天となり、融雪が進み入山者もふえたことで、トレースがばっちり着いたため、簡単な雪山登山となった。ステップが付いておりアイゼン無しでも登れる状態であった。
共同装備 ロープ30m×2本、ツエルト、個人装備として輪カンを準備したがトレースが出来ていたため未使用 

 紀行文 感想/記録 、

紀行文

スノーチャレンジのメンバーと雪山訓練のため、御在所岳一の谷本谷に入山した。日向小屋の情報で裏道の積雪状態が大変な状態となっていることを聞き、車を止めて、湯の山駅からタクシーで中道駐車場まで移動した。登山口までは、舗装道が黒光り状態でスケートリンク状態で危険極まりない。山に登る前に滑って転びそうであったので慎重に雪面を歩き山の家にたどり着いた。

出発間際ですが、はいポーズ!

山の家の上部でアイゼンなどを装備して歩を進めたが、トレースがばっちりついて、簡単に歩くことができた。さっそく沢に入っても沢の岩に積もった雪でどこでも歩けそうだが、深みに嵌られないよう注して歩く。

百畳岩

百畳岩までいつもより簡単に歩ける。スノーチャレンジのメンバーも拍子抜けの状態だ。大黒滝を越えて通常ならば右手の岩をよじ登り、沢の筒状態の中を潜り抜けるのだが、今回は本谷のど真ん中を悠々と登っていくと、もうそこは、三角岩(ジョーズ岩)だ。ジョーズ岩の右手を簡単登れてしまう。

まもなくジョーズ岩

本当ならばロープを出して、アイゼン・ピッケルの訓練をしてもらうところだが、ステップが切られておりいとも簡単に登れてしまった。ここを登り切れば、眼の先はロープウエイの山頂駅がみえるが、扇状の薮山であり融雪が進むと雪崩の危険もあり、左の大黒岩尾根に向かって進んだ。ちょっと登るともうそこは観光客が一杯のアゼリアの前だ。人工氷瀑が大きく成長している。

人工氷瀑

外国人も多数記念写真を撮っている中を、ヘルメット・ピッケル・アイゼンなどを装備した軍団が多数歩くものだから、皆さんビックリしているようだ!

アゼリア前

ロープウエイ山頂駅の2階の展望室で昼食を摂り、下山は中道を取った。中道もしっかり雪が着いており、楽々下山できた。

キレットで休憩

キレットで、アイゼン・ピッケルの使い方を指導しながら下山した。

 写真