マウンテン部　御在所岳（気象クラブ空見山行）

2日前(11月4日)に、天気予測の事前勉強会を開催した。山行当日の気象庁予報は雲一つない晴れ。ただし、山の天気として予測すると、山頂付近には雲がかかるとの予測をたてた。当日は、平地は天気予報通りの快晴、しかし予測通り頂上付近には雲がかかり、しかも、雨になる心配はないという絶好の空見山行日和となった。
これまでの空見山行では、気象クラブの部長で気象予報士の3240さんにすべての解説をお願いしていたが、今回からは、新しい会員で気象予報士の3336さんにも参加いただいた。さらに、今回は、地元の気象予報士で、御在所の観光ガイドも務められている関谷さんにも、特別ゲストで参加していただき、御在所ならではの気象や歴史の話をしていただいた。気象予報士3人体制の何とも贅沢な空見山行である。

中道登山口で、関谷さんとご対面～

まずは、中道登山口で、関谷さんとご対面。さわやかな秋晴れの下、紅葉で色づいた中道をロープウェイに見守られながら気分よく登山。

紅葉の中をロープウェイに見られながら！

おばれ岩では、あれは何だ！UFOか？スーパーマンか？いや、紅葉だ！と、冗談を言いながらの和気あいあいの山行。

あれは何だ！紅葉だ！おばれ岩にて

途中の岩場や、朝陽台広場、頂上、最高地点、長者池などでは、関谷さんの歴史を交えたお天気の解説が、とても興味深く面白くて、みんな熱心に聞き入った。
紅葉目当ての登山者が多く、キレットでは大渋滞！でも、慎重に通過した。
キレットを過ぎて、頂上に近い岩場付近では、救助ヘリコプターが飛んできて、救助者を釣り上げるという緊迫の場面に遭遇した。

救助ヘリが、救助者を吊り上げます

救助の間は、登山道が通行止めになり、さらに大渋滞。しかし、その様子を見て、皆、安全登山の大切さを改めて心に刻んだと思う。
御在所岳頂上、一等三角地点では、全員で記念写真撮影。
望湖台のある最高地点では、風が強い中の写真撮影。

御在所自然学校の登山コーナーにて

最後に御在所自然学校の登山コーナー（実は関谷さんが運営しているコーナー）では、御在所特有のお天気の話が、データも交えながら特に詳しく聞くことができてとても勉強になった。
お天気解説付きのゆっくりした山行のため、帰りはロープウェイであっという間の下山。もちろん、きれいな紅葉も十分に堪能した。

もちろん紅葉も楽しみました！

空見山行には2回目の参加だが、事前に天気の勉強をし、その上で予測をすることにより、天気に対する興味が深まる。さらには、気象予報士3名体制という恵まれた環境で、さわやかな秋空の下、充実した勉強ができたと思う。空見山行も定期的に開催されているので、また積極的に参加していきたい。
関谷さん、3240さん、3336さん、大変お世話になりました。