阿弥陀頂上

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 アルパイン部
山名/山域 阿弥陀岳
ジャンル 積雪期ピークハント
日程 2019年12月21日(土)~22日(日)
CL 会員番号 3028
参加人数 男 7名 女 7名  合計 14名
文責 会員番号 3028

 山行個別情報 

天気 21日 晴れ 22日高曇り
アクセス マイカー 3台
コースタイム 21日 名駅7:00==10:10美濃戸10:50・・・13:30赤岳鉱泉(テント設営)
22日 テント場5:00・・・5:50行者小屋5:55・・・阿弥陀岳分岐・・・8:00阿弥陀岳頂上8:25・・・9:30中岳・・・10:10文三郎分岐・・・行者小屋・・・11:50赤岳鉱泉13:25・・・15:15美濃戸==もみの湯==20:30名駅
コース状況 美濃戸~赤岳鉱泉間積雪無いが、所々凍っている。阿弥陀岳分岐から積雪20cm程度で阿弥陀岳の急登鎖場はほとんど積雪無し。
共同装備 テント4張り、大コッヘル3セット、ロープ4本、ツエルト4個、スノーバー4本、デジタル簡易無線機2台

 紀行文 感想/記録 

紀行文 2019年スノーアドベンチャーの第3弾。恒例の八ヶ岳テント泊山行。
美濃戸口に到着しても積雪はゼロ。これならば、美濃戸の駐車場までラクラク行けると判断して、林道を走った。駐車料金は、1日1000円で倍額だが、1時間余分に歩かなくてもいいと思うと、大きなメリットだ。美濃戸の駐車場でテント等を分担すると、男性は20kg程度、女性も共同食を背負い、16kgは優に下らない。昨年までは、赤岳を目標としていたが、今年は阿弥陀岳登頂を目指した。雪が無いため、歩きやすいが、所々凍り付いているため、途中からチェーンアイゼンに履き替えた。赤岳鉱泉に着いても、全く雪が無い。早速テント設営をするのだが、雪が無いため、床面を水平化できず、斜めに張らざるを得ない状況であった。
テント設営後、プチクリスマスパーティーを行った。食担の皆さんの凄い手料理が並んだ。スモークチキン、サーモンカナッペ、手作りナン、タンドリーチキン、豆のサラダ、ニンニク風味のみそ鍋、〆はトマトチーズリゾット、デザートはリンゴ煮。とフルコースとなってしまった。酒も進みテントに入ったら即爆睡となってしまった。
翌日は、3時半ごろ起床して、,5時に出発。まずは、チェーンアイゼンで行者小屋・阿弥陀岳分岐まで進み、12本アイゼンに履き替えて、阿弥陀岳夏道に入りました。
阿弥陀岳分岐まで行ってやっと10~20㎝程の積雪があり、何とかアイゼン歩行ができる状態。雪崩も無いため、阿弥陀岳の夏道をルート変更とした。梯子場、鎖場に到着するころには、夜が明けて前面には松竹映画で見る富士山が現れた。感動の富士山がジーンと胸にきた。雪が少ないため急登の岩場は落石に注意しながら登り、8:00兆度に阿弥陀岳頂上に到着。高曇りながら、360度のパノラマを拝めれた。下山道は、中岳経由で、文三郎尾根を下り、行者小屋、赤岳鉱泉に戻った。赤岳鉱泉で昼食のラーメンを食べて、下山下からロープを出した。

また、今回の山行もデジタル簡易無線機を携行した。3班に分けての行動であったため、CLとSLが前後の緊密な連絡に使用し、岩場でのロープ設置など緊密に連絡が取れた。

デジタル簡易無線機

 写真