甲斐駒から鋸岳への厳しいバリエーションルート。鹿の窓を潜るのは感動です。

鋸岳頂上(第二高点)

鋸岳頂上(第二高点)

甲斐駒ケ岳頂上

甲斐駒ケ岳頂上

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

鋸岳核心部ルート5

 山行基本情報 

山名/山域 甲斐駒ケ岳~鋸岳 
ジャンル 南ア・バリーエーションルート走破 
日程 2015年9月25日(金)~27日(日) 
CL 会員番号2714 
参加人数 5名  男2名 女3名   
文責 会員番号2714 

 山行個別情報 

天気 1日目 曇り時々晴れ 2日目 曇り時々晴   ☀ ⛅ ⛅
アクセス マイカー  公共交通(バス)  🚘 🚃
コースタイム

9/25  21時 JR多治見駅北口集合  多治見IC==駒ヶ根IC==戸台駐車場 休憩小屋仮眠

9/26 戸台大橋6:15==北沢峠6:50・・仙水峠8:30・・駒津峰10:30・・甲斐駒ケ岳13:00・・六合石室15:40(テント泊)

9/27 テント場4:00・・三ツ頭5:15・・中ノ川乗越6:40・・第二高点7:40・・鹿ノ窓9:00・・第一高点10:00・・大岩下の岩小屋12:20・・角兵衛沢出会い14:40・・戸台大橋P17:30==JR多治見駅前20:30

コース状況

雨予報の為戸台の駐車場は到着時はガラガラで有ったが夜明けと共に直ぐに駐車場は満杯と成り、戸台大橋から乗車の我々は三台目に漸く乗れたが、やはり雨予報が祟り甲斐駒ケ岳の登山者もまばらであった。

甲斐駒ケ岳への直登ルートからは雲海に浮かぶ富士山や鳳凰三山が素晴らしかった。甲斐駒ケ岳から鋸岳への稜線上では誰一人も出会う事は無かったが、少し予定より時間が遅れた為、六合小屋に泊まろうと寄ってみたが、小屋の中には既に10名位のグループが居て入り込む余地は無く、少し先の大地でテントを張った。テントなどの装備は必ず携行する様にしよう。

三ツ頭から中ノ川乗越を超え、第一高点から大ギャップへ下り、鹿ノ窓への登りの核心部はやはり相当訓練して置かなければ不安を感じるし相当の体力を要する。

角兵衛沢出会いからの戸台川河川歩きは三つ目の堰堤を下った辺りから護岸が崩れて何度も水の中を渡渉しなければ成らない。時間に余裕を持って歩きたい。 

共同装備 テント装備一式2  ロープ1(8mm×50m) コッフェル1   ガスバーナー一式 1 
概念図・地図

鋸MAPnokoroute

 

 

 

 

鋸岳の核心部のルート図は、嶮稜登高会の概念図を使用しました。

 

 紀行文 感想/記録 

紀行文

昨年計画した鋸岳縦走は雨で中止と成り今年、漸く念願の鹿ノ窓を潜る事が出来て参加者全員が感動に湧き上がった。

今年も出発時は雨予報で有ったが天気図を見て晴れて来る事に確信を持って出発した。

南アルプス林道から微かに見える鹿ノ窓に思いを馳せながら先ずは甲斐駒ケ岳を目指して直登ルートを登って行くと雲海の上に鳳凰三山が浮かびその上に富士山が雄大な姿を見せて呉れる。

やはり天気予報のせいか駒ヶ岳の頂上は登山者の姿はまばらである。

頂上からは、やはりバリエーションルートの為一人の登山者も逢う事は無かった。しかし六合の小屋は先客で入る事が出来ずテントで幕営した。

鹿ノ窓への急登は岩に成れていないメンバーは非常に不安な登りであったが危険個所はロープで確保した。行程が長い上、アップダウンの多い稜線の為、体力を充分に付けておけば素晴らしい山行が出来るであろうし静かな山旅が堪能出来る。 

 写真  📷