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 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山名/山域 鈴鹿 鎌ヶ岳 
ジャンル 2.無雪期ピークハント 
日程 2015年7月12日(日) 
CL 会員番号2641 
参加人数 13名(男性8名、女性5名) 
文責 会員番号3283 

 山行個別情報 

天気 晴れ☀ 
アクセス 自家用車 2台 🚘 
コースタイム 9:05稲ケ谷・・・10:10松山尾根取付・・・11:10昼食11:45西鎌尾根キレット通過12:45・・・13:10鎌ヶ岳13:30・・・ニゴリ谷・・・15:30稲ケ谷⌚
コース状況 鎌ヶ岳のバリエーションルート、滋賀県側からのアプローチ。松山尾根は地図に載っていないコース、急登で樹林の中の踏み跡もはっきりしないところもあり、道に迷いや資コース。頂上付近の西鎌尾根キレットは幅十数センチ、足の幅よりも狭く少し歩くとザラザラと崩れる。帰りのニゴリ谷経由のコースは川沿いのたいへん歩きコース。この時期、ヒルが多く、ヒル対策が必要なコース。この日コースで出会った人は無し。人があまり入らないコース。 
共同装備 ザイル(8mm×20m)4ツエルト1 
概念図・地図  

 紀行文 感想/記録 

紀行文

鎌ヶ岳のサブルート、行きは松山尾根から登り、帰りはニゴリ谷から帰る。武平峠のトンネルを越え、鈴鹿スカイラインをさらに行った、稲ヶ谷登山口はたいへん分かりにくい。ガードレールを越え、松山谷に降り、ここで自己紹介、体操をしていざ出発。

松山谷から松山尾根に入ると人があまり入らないコースであり、踏み後がたいへんうすい。木をかき分け、急登を登る。踏み後をたどりながら、進むとよく見るとところどころに赤の印がついている。また鹿よけのネットが設置してある。しかし年月が経ち、ネットが倒れひっかりやすい箇所が多々ある。メンバーは男性も女性も果敢に挑む、先鋭部隊。

この難所のコースを、4回も下見をしたCLのもと、急登と藪こぎをものともせず、予定より早いペースで西鎌キレットに到着。この手前で昼食。

西鎌尾根キレットは幅十数センチ、足の幅よりも狭く少し歩くとザラザラと崩れる今日一番の難所。CLは早々に昼食を切り上げ、このキレットをメンバーみんなが渡るために長い時間かけた準備を淡々と行う。メインロープを掛け、そこにさらに2本ロープをつけ、そして滑車をつける。メンバーはハーネス2本とカルビナ2個で胸と腰をロープで固定し、みんな無事に渡りきる。

そして鎌ヶ岳まで25分山頂に到着。心地よい風が汗でびしょびしょになった私たちを癒やす。山頂では無数のトンボが私たちの周りを舞う。

キレット通過に1時間、昼食に30分を含め約4時間、予定より30分早いコースタイムで登る。帰りはニゴリ谷コース、このコースは澄み切った川を何度もわたりながら渓流に沿っての歩くコース。蒸し暑さが続く中、渓流に冷やされた風が心地よく、たいへんきれいなコース。

しかし、このコースは人が入らない場所なのでいたるところにヒルが潜んでいる。帰りは約2時間で下り充実した山行であった。帰りの車のなかでも、大きく太ったヒルを発見、みんなでキャーキャーいいながらの恐怖と楽しさと充実感満載の山行であった。 

 写真  📷