アルパイン部では、4月12日(日)に御在所岳・北谷の四の渡し付近で救助搬送の実技研修を実施しました。不幸にも「山行中、事故が発生した」との仮定で、参加者全員が、実際に引上げシステムを構築したり、ケガ人に扮したりして、必要なことを訓練しました。 

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 地図 <国土地理院地形図> 

 山行基本情報 

山名/山域 御在所岳 北谷 四の渡し付近  
ジャンル 11.講習/トレーニング 
日程 2015年 4月 12日(日) 
CL 会員番号 2954 
参加人数 31名(男16名、女15名) 
文責 会員番号 3028 

 山行個別情報 

天気  曇り
アクセス  自家用車
コースタイム 日向小屋8:00集合・・・四の渡し付近 9:00~14:30救助訓練 
コース状況 登山道から離れて、急峻な場所を選定して、救助訓練を実施 
共同装備 ザイル 30m×4本 
概念図・地図  

 紀行文 感想/記録 

紀行文

4月2日(木)にふわく事務所にて机上研修を実施し、事前に支点作り、ロープでの下降、ファーストエイド、事故者の搬送引上げシステムを学習して臨んだ。

4月12日(日)前日の晴れから一転曇りで、日が差さずやや小寒いい中で、四の渡しから右手の雑木林の中の斜面で、救助の訓練を開始した。

CLから配布されたチェックリストを元に各自実際に支点つくりや、半マストでの下降、2:1システム、3:1システムを構築して仮想の事故者を引き上げる訓練を実施した。

昼食後には、ザックを3つ使ってザック担架を作り、実際にケガ人に扮した会員を運ぶ訓練をした。僅か50kgの女性でも担架で運ぶとなると非常に重く感じられ、5-6m歩くだけでも大変であった。ましてや、木橋を渡すとなると危険極まりないほどで、救助の搬送の大変さが実感できた。

実際、今年の冬場に藤内沢での救助に当たった会員からの話では、5-6時間を要する救助劇となったとのこと。改めて救助の難しさを知った一日であった。

 写真 (クリックするとスライドショーに変わります) 

 動画