山名/山域 定光寺から転戦し、人工的な環境で
ジャンル 11.講習/トレーニング
日程 2014年  6月 18日
CL 会員番号3091
参加人数 12
文責 会員番号3091
天気
アクセス 自家用車
コースタイム 下車後30秒
共同装備 ・M部補助ロープ20m×2 ・10m未満ロープ×2 ・ダブルロープ 25m×2
写真
全員が救助リーダー役を経験することがポイントの一つ。

全員が救助リーダー役を経験することがポイントの一つ。

紀行文

【結束ロープでの懸垂、引き上げ】

通常山行では10~20mの補助ロープを持ち歩きます。パーティが大きいときなど、ロープを2本もっていれば、いざというとき、つなぎ合わせて、より広範囲をカバーできます。しかし、そのときのロープワークには、どんな工夫がいるか? M部の研修山行直後のタイミングで、発見学習的に経験を積みました。  写真で1:1での手順を紹介。

<プログラム>

課題1、ロアダウン姿勢の習熟  ロアダウンの練習  半マスト懸垂の練習

課題2、連結ロープの通過(ロープを2本つなぎ合わせて)  半マスト懸垂。結束部通過の工夫  

ライジングシステム 1:1 で結束部がカラビナを通過する場合  上記を2班に分けて各人が練習  

ライジングシステム 2:1 で結束部がカラビナを通過する場合  ライジングシステム 3:1 で結束部がカラビナを通過する場合に挑戦

課題3、通し訓練 (一般登山道からメンバーが滑落、滑落距離20m弱、2:1でのレスキュー)  安全確保、

事故者へ結束ロープでロアダウン、引き上げ。  技術的には懸垂から始めると学習がスムーズと考えた。梅雨時の予報通りの小雨、会場は人工的な練習好適地に変更。安全度が高く、練習効率がよかった。次回は岩場等で練度を上げたい。