紀行文 |
北八ヶ岳スノーシューとテント泊山行として計画した。テント泊2名、小屋泊2名で実施となった。1日目は曇り、時折雪が降る天気となった。今年の異常な天候で本当に雪が少ない。ロープウェイ山頂駅に降りて、やっと雪があった。前夜からの雪が積もっていて気持ちの良い雪道を雨池峠まで進む。ここからは縞枯山の急登である。アイゼン、スノーシューをつけて新雪の積もった滑りやすい道を登る。曇りで雪が降っており山頂での展望はない。山頂からは急な下りが続く。ここも滑りやすく慎重に下る。さらに茶臼山を越えて麦草峠にでる。麦草峠から白駒池へは登山道を行く。途中の湿地帯の木道が狭く、少しでも踏み外すと足を落とすことになる。慎重に進む。白駒池では青苔荘で泊。テント場は小屋のすぐ横。トイレが暖房が効いてきれいで気落ち良い。宿の食事もボリューミィでよかったとのこと。テント組はテント設営の後、食事をしてテントに当たる雪の音を聞きながら就寝。日付が変わるころ晴れた。月と星がよく見えた。夜が明けると快晴。白駒池は全面凍結しており、池は一面の雪原になっていた。池の上に出て撮影タイム。朝の光が湖面の雪にキラキラ反射してすばらしい景色。帰路は高見石に上がる。高見石で360℃の大展望を楽しむ。丸山の下りも滑りやすく慎重に降りる。麦草峠から国道を下り、五辻経由でロープウェイ駅に戻った。ロープウェイは下りの登山者で結構混みあった。小斎の湯で温まって名古屋に戻った。樹林帯の雪山を堪能した二日間になった。 |