地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山行部・専門部 アルパイン部
山名/山域 南八ヶ岳・赤岳
ジャンル 積雪期ピークハント スノーアドベンチャープラス雪山教室
日程 2018年12月22日~23日
CL 会員番号3028
参加人数 13名(男8名、女5名)
文責 会員番号3028

 山行個別情報 

天気 22日小雨後曇り 23日曇り
アクセス マイカー3台
コースタイム

22日名駅6:50==10:00美濃戸口10:30・・・11:30美濃戸山荘・・・14:00赤岳鉱泉 23日テント場5:50・・・6:30行者小屋分岐・・・8:00地蔵の頭・・・9:00赤岳頂上・・・(文三郎尾根)・・・10:50行者小屋・・・11:15赤岳鉱泉(テント回収)12:40・・・15:30美濃戸口==(入浴)==諏訪湖SC18:00==20:00名駅

コース状況 美濃戸から赤岳鉱泉まで若干雪が有った程度。地蔵尾根の階段もまだ埋まっていない。行者の頭から頂上、文三郎尾根には適度な積雪があり、コンディションは良かったが、やや風が強く初めて登った会員は結構この風が強く感じたようだ。
共同装備 ロープ2本、ツエルト5個 テント3幕

 紀行文 感想/記録 

紀行文

スノーアドベンチャープラスの2回目の山行は、赤岳テント泊。今年は積雪も遅く心配したが、流石赤岳にはまあまあ満足できる積雪量あった。冬期の赤岳に初登頂した会員も多く、感激して頂いた。天気については、事前予想では雨で中止も危ぶまれたが、超お天気ボーイが主催する山行だけあり、美濃戸口を出発する時は雨は止み、何とか山行実施となった。赤岳鉱泉まではテント泊の装備で各自15~20kgのザックを背負い12の橋を渡りアイスキャンディーに午後2時に到着した。到着後、直ちにテント3幕を設営。大型テントを設営することに慣れていない会員が多く、CL・SLが苦労して声がけして設営の指導をした。今宵の赤岳鉱泉ふわくテント村は、5テン2幕、4テン1幕の豪華テント群だ。一番デカいエスパース5テンに全員集合して、クリスマスイブイブの祝杯をあげ、食担3名がこの日の為に用意した「ペペロンチーノ」「チゲ鍋」「ほうとう鍋」を腹一杯食べ、ワインを飲み、日本酒・ウイスキーも飲み満喫のイブイブイブであった。

23日朝4時に起床。テント泊に慣れていない会員はやはり予想通り手間取っている。まだまだ精進頂きたいものだ。5時50分に出発。行者小屋分岐で小休止した後、地蔵尾根を登ったが、積雪量が少なく2つある階段も出ていた。上部のナイフリッジ地点も雪が着いていないため、難なく突破。8時に地蔵の頭に到着するころには猛烈な風が吹き付け、急遽ゴーグルやオーバー手袋などを追加装備し頂上に向かった。頂上までは強風下ふら付く女性会員もいたが、何とか頂上に9時に到着した。頂上直下で休憩し、下山は文三郎尾根ルート。頂上直下の階段部分では下が見えないため不安感を払しょくするため打合せどおりSLがロープを設置し、注意深く下山させた。11時前に行者小屋まで下山。テン場まで急ぎ降りて、テント3幕を撤収。美濃戸口までだらだらの長く辛い林道は肩に足にグット疲れが襲ってくる。原村のもみの湯で疲れを落とし帰名した。シーズン初めの雪山でテント泊でのザックの重さも影響して結構疲れが出た山行であった。

 写真