地図 <ヤマレコ><地形図>
山行基本情報
山行部・専門部 | アルパイン部 |
山名/山域 | 北ア・ジャンダルム(3163m)&前穂高岳(3090m) |
ジャンル | 残雪期の北アルプス登攀 |
日程 | 2017年5月3日(水)~5日(金) |
CL | 会員番号2714 |
参加人数 | 3名 男1名 女2名 |
文責 | 会員番号2714 |
山行個別情報
天気 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ 3日目 晴れ |
アクセス | マイカー タクシー |
コースタイム | 5/3 JR多治見駅8:00==上高地12:40・・岳沢15:30(テント設営) 5/4 テント場発4:40・・天狗ノコル7:30・・コブ尾根ノ頭10:00・・ジャンダルム頂上10:40・・天狗ノコル12:20・・岳沢テント場14:50 5/5 岳沢テント場発4:50・・奥明神ノコル8:00・・前穂高岳頂上9:20・・ダイレクトルンゼ下山・・岳沢テント場11:50(テント撤収)・上高地14:10==沢渡15:00==JR高山駅16:30 |
コース状況 |
今年の北アルプスは事前情報通り残雪が多く歩くのにはかえって歩き易かった。天狗沢も未だ本格的な大きなデブリの跡も見られずに歩き易かったが午後からは気温が上がって来るので雪崩には細心の注意を払いながらの行動と成った。午後に天狗沢の隣のコブ沢で雪崩が発生して三人が巻き込まれ内一人が尊い命を無くしてしまった。天狗沢を下山途中でヘリによる救助活動中だったので目前にして身の引き締まる思いであった。 ジャンダルムの狭い頂上には積雪が50cm程有り登山者は一人も居なかった。前穂高岳も奥明神ノコルから尾根通しに岩稜帯を登ったので非常に厳しかったが、参加者は良くぞ頑張ってくれたと褒めて上げたい。日頃の訓練の賜物ですね!! |
共同装備 | ロープ(8.5.mm×50m)1本 ツエルト1 スノーバー1本 |
紀行文 感想/記録
紀行文 |
今年の北アルプスは残雪が多く各支沢には未だ殆どデブリの跡が見られない事から午後の気温が上昇した時には雪崩の危険が十分に予想されるため朝早めに行動する事が望まれる。 天狗沢も畳岩からの落雪が少ないので細心の注意を払いながら天狗ノコルまでの登りであるが3時間の急登は本当に大変である。ジャンダルムの頂上には登山者は誰も居なく厳しい岩稜帯歩きと雪渓のトラーバースで有ったが満足の出来る山行と成った。 前穂高岳も奥明神ノコルからの前穂高岳までの岩稜帯の歩きが非常に厳しかった。初めて参加された女性二名は、冬の御在所で厳しい訓練を重ねて来たので安心して見て居れた。 しかし残念な事に我々がジャンダルムからの下山中に隣のコブ沢で三名が雪崩に巻き込まれて其の内の一人が尊い命を無くしてしまった。ご冥福をお祈りします。 |
写真
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