CL3135さん企画の廿屋回廊という珍しい山行の2回目である。1回目ルート参加者も何人かいたが、ほとんどが初参加であった。
CL3135さんより、筆者3365に、リーダとして山行をすべて任せるので先頭でリードしていってくれと、SLに指名され、CL3135さんの愛情あふれる(?)指導の下、山行を実施した。筆者3365は、初めてのSLでもあり、一応事前に地図でルート確認はしてきていたが、不安一杯の中、でもとてもいい天気の中、美濃加茂市の廿屋を出発した。
アスファルトの道を少し歩いた後、登山道に入った。まずは、普通の登山道であったが、途中からは、普通の登山道から外れるため、その分岐では戸惑った。尾根伝いに歩き、点名川浦に到着。さらに、尾根伝いに歩いて行くと、514mピークらしき場所に到着した。とは言っても標識も何もないため、たぶんここだろうというところで小休憩。そこからは、登山道ではないところを尾根伝いに歩き、その後、急斜面を下った。ただ、目標物が無く、最後のハシゴに到達するためには、経験豊富なCLに頼り、緊張しながら急斜面を下って行った。最後のハシゴを下りようやく林道へと出た。
そこからは、しばらくなだらかな道を歩き、御殿山登山口へと進み、そこの東屋で昼食となった。
登山口からは、普通の登山道を登り、その昔、お姫様が住んでいたという御殿山の頂上に到着。全員で記念写真撮影。ただ、頂上は、薄暗く眺望は全くない。少し離れた狭い岩の上が視界が開けており、晴天の下、本日一番の眺望を、順番に堪能した。
次に平木山をめざして登山道を歩いた。平木山は、ここが頂上?と思うくらい何もなく、また木々が茂って薄暗く景色も見えない場所であった。ここで、小休憩した後、いよいよ、本日のメインイベントである深い藪漕ぎに入っていった。目の保護のためサングラスをかけて、服などが破けないように注意しながら、尾根を頼りに下って行った。これでもかというくらいの深い藪の中をかき分けかき分け下って行き、奥山自然歩道に出た。皆、ホッとした様子で、でもとても楽しめた様子であった。
奥山自然歩道をそのまま歩き、先ほど通った御殿山登山口を通過(交差)し、林道に出た。途中、御殿山の頂上にある神社の分社があったので、全員で記念写真をパチリ。
その後も林道をダラダラと歩き、出発地の廿屋の駐車場に到着。ほぼ計画時間通りに着くことができ、また全員無事に歩くことができ、ようやく緊張が解けてホッとした。
廿屋回廊という聞いたことのないルートであったが、登山道、バリエーションルート、藪漕ぎが適度にあり、また天気にも恵まれて、とても面白い、楽しい山行であった。
CL3135さん、ご指導いただきありがとうございました。
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