地図 <ヤマレコ><地形図>
山行基本情報
山名/山域 | 南八ヶ岳集中登山(Bコース)、(Cコース) |
ジャンル | 2.無雪期ピークハント |
日程 | 2016年 10月 9日~10日 |
CL | 会員番号 3028(B) 2641(C) |
参加人数 | 13名( 男 8名、女 5名) |
文責 | 会員番号 3028 |
山行個別情報
天気 | 9日 雨のち曇り 10日 晴れ |
アクセス | マイカ- 4台 |
コースタイム | 9日(日)美濃戸10:50・・・11:50美濃戸(昼食)12:10・・・(南沢)・・・14:40行者小屋14:45・・・15:10赤岳鉱泉(泊) 10日(月)赤岳鉱泉6:00・・・行者小屋6:30・・・(文三郎道)・・・中岳分岐・・・9:00赤岳頂上・・・10:30横岳・・・硫黄岳山荘(休憩)・・・硫黄岳・・・14:00赤岳鉱泉・・・15:30美濃戸==16:00美濃戸口==20:30名古屋 |
コース状況 | 南八ヶ岳縦走路は前日までの風雨の影響で、泥濘が所々あるが、岩場は乾いていたため問題なく走破できた。 |
共同装備 | 補助ロープ2 ツエルト5 |
紀行文 感想/記録
紀行文 |
南八ヶ岳集中登山は、10月三連休に4コースで計画。Aコース(赤岳天狗尾根バリエーション)、Dコース(大同心クライミング)は、10月の異常気象の長雨と中部山岳悪天候予報もあり、止む無く中止を決定した。Bコース(阿弥陀南稜)Cコース(大同心稜)は、コース日程を調整して、合同で、一般登山道の赤岳~横岳~硫黄岳の南八ヶ岳黄金ルートに変更。 Cコースは、8日夜出発して美濃戸のやまのこ村で仮眠し翌日10時まで停滞。風雨が弱まり赤岳鉱泉まで移動。Bコースは9日朝名古屋を出発し、11時に美濃戸口から行動を開始し、南沢経由で軽く足慣らしをして、Cコースの皆さんが待つ赤岳鉱泉に午後3時に到着。 B・C合同で、集中登山の目的の一つである懇親会を開始。夕食までの間、山談義に花が咲いた。夕食は赤岳鉱泉名物のステーキに舌づ積みを打ち午後7時には熟睡。 10日(月)体育の日はやはり晴れだった。何ということでしょう!あの1964年の東京オリンピックも前日までは悪天候で雨だったのですが、今回の集中登山も同じ天候! 早朝目を覚ますと、赤岳鉱泉の周りは霜が降りたが、天空は青空!朝食を取り、朝6時に行動開始。順調に30分で行者小屋に到着。文三郎尾根ルートを取ったが、登山道は可成り荒れていたが、もう冬の準備か所々に木道用の杭などがわきに置かれている。(10/12に八ヶ岳の5小屋が合同で整備された)長い長い梯子を登り中岳分岐に辿り着いた。 天気の回復と同時に夏から秋の空気に入れ替わり、ピーンと張り詰めた空気が流れている。ここへ来ると感心事は、頂上での四方八方のアルプスの峰々が見えるか?ということだ。誰しも富士山を期待している。赤岳頂上に上がると、南アルプスから中央、北、妙高連峰などが一望だ!来てよかったと皆で感動を共にした。 赤岳~横岳の間は、鎖と梯子の連続だが、流石にバリエーションコースを希望して参加した会員だけに易々と走破していく。不安のある会員は誰もいない。 大同心の上部にたどり着き、上部の岩峰まで行ってみんなで記念写真を撮る。老若男女がまるで「タイタニック」のヒロインヒローになった気分で記念写真をパチリ! 気分を良くして一気に硫黄岳へ。硫黄岳の爆裂火口を見学し、一気に赤岳鉱泉経由で美濃戸に歩き抜けた。 4コース合同で本来のバリエーションコースやクライミングを楽しみたかったが、天気には叶わなかったが、一定の懇親も図られてほぼ目的も達成できた。企画から実行まで苦労しただけに達成感も一塩であった。 |