地図 <ヤマレコ><地形図>
山行基本情報
山名/山域 | 御在所岳・藤内沢 |
ジャンル | アルパイン初級山行(バリエーション) |
日程 | 2016年10月1日 |
CL | 会員番号 3028 SL:2954、3187、3302 |
参加人数 | 12名(受講者8名) |
文責 | 会員番号 3028 |
山行個別情報
天気 | 曇り 霧 |
アクセス | マイカー |
コースタイム | 名駅6:50==8:15裏道登山口8:20・・・8:50藤内小屋・・・9:20藤内沢出合・・・テスト岩前・・・12:40鋸岩(3ルンゼ)・・・13:15朝陽台・・・(裏道)・・・15:10藤内小屋・・・15:45登山口=17:30名駅 |
コース状況 | 前日までの長雨の影響で、藤内沢の水量が多く、シャワークライミングで、岩が滑り、苔が蔓延り、ヌルヌル状態でロープ確保が必要。 |
共同装備 | 30m×1本、20m×1、ツエルト3 |
紀行文 感想/録
紀行文 |
アルパイン初級講習会の実技講習を御在所岳・藤内沢で実施した。今回は、9月25日に参加できない受講者向けの山行で、講師協力者を踏め12名。行きの車両の中で、落石や浮石などの注意事項などを徹底した。 藤内沢出合で装備をして、落石・浮石など注意事項を徹底し、渡渉を数度繰り返し、テスト岩に到着した。水量も多く至る所が滝状にながれ、苦労される予感がする。 テスト岩の前の岩場も乾いていれば階段状で問題なく登れるが、やはり滑りやすいためロープを設置してクレイムハイストで登ってもらった。受講者全員が藤内沢が初めてであり、緊張しているため、ロープセットに時間がかかった。 藤内滝手前のジャングルを潜りぬけ、滝の上をトラバースした。蝙蝠滝手前の小滝からはシャワークライム状態でもう足元はびしょ濡れだ。 ここで、SLがロープを出して、個々を確保。インゼル横のガリーをテープ確保しながら登攀した。3ルンゼ手前で行動食をとり、朝陽台に到着した。帰りは裏道を下って登山口に至った。 一の谷本谷での実技と同様に、通常のビブラムソールの登山靴はやはり滑りやすく、爪先で踏ん張れない受講者はあちこちでスリップした。クレイムハイストも速やかに取付けれず練習が必要だ。 当日まで雨が続き開催が危ぶまれたが、何とか降水確率を確認しながら、曇りの予報がでたため山行を決行した。沢での渡渉、濡れ岩の登攀、切り立った断崖でのロープ確保、ガレ場歩き、などバリエーション特有の厳しさを多少味わって頂いたのではないかと思う。 |
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