地図 <ヤマレコ><地形図>
山行基本情報
山名/山域 | 阿弥陀岳南稜 |
ジャンル | アルパインクライミング(バリエーションルート) |
日程 | 2016年7月16日(土) |
CL | 会員番号 3028 |
参加人数 | 3名 |
文責 | 会員番号 3028 |
山行個別情報
紀行文 感想/記録
紀行文 |
アルパイン部の秋山登山企画。八ヶ岳集中登山の阿弥陀岳南稜のコースを下見しに行った。南稜は、一般登山道ではなく、いわゆるバリエーションルートである。日頃、藤内沢や一の谷本谷での練習でこのコースも簡単に制覇できる。 さて、コース解説で述べたように、立場山までは急登。 P1~P2は岩峰自体は凄いが、基部を回り込み登攀は不要。P3ルンゼも「ふわく山の会」のアルパイン部員なら誰でも簡単に登れるが、雨後は滑りやすいため注意が必要。 P3では、ロープを張るがゴボウで登れば大丈夫だ。クレイムハイストでいちいちセットする必要はない。アッセンダーを持っている会員ならばそれをロープにセットすれば簡単だ。 TSKさんとHMDさんはP3を直登したが、グレードは5.6程度(3~4級)で登山靴で登攀。 P3トップから頂上まではあと僅かだ。P4基部を回り込み簡単な岩場を登ればもうそこは阿弥陀岳頂上だ。 頂上には一般登山道からの登山者が7~8名いたが、南稜を登ってきたのは、我々と青年1人だけ。 下山は御小屋尾根ルートを取ったが、ルート上部はガレガレで約1時間、結構嫌なコースだが、このコースから岩峰も見えず楽しみの無いコースで、よくもこのコースを登りに使う登山者は楽しみも何も無いなーぁ、と思った。 南稜の迫力と比べると物足りないのはしょうがないが、バリエーションルートを登攀して厳しいルートを行ける者だけに許される感動であり、アルパインクライミング登山者の冥利につきるとつくづく思った。
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