「剣岳点の記」の監督がまたまた、新作を公開します。今月6月14日に全国東宝系の映画館で上映です。剣岳点の記では感激しましたが、その監督が又作った作品です。山の仲間と一緒に見に行きましょう。!
『春を背負って』は、笹本稜平による日本の小説。2012年にラジオドラマ化、2014年に松山ケンイチ主演の映画。奥秩父の山小屋を舞台とした連作短編小説で、いずれも「死」が共通のテーマとなっている。
長らく、撮影技師として活動してきた木村大作が、2009年に初めて映画監督に挑戦した『劒岳 点の記』(以下、『劒岳』)以来、2作目の監督作品。『劒岳』が最初で最後の監督作品と思い定めていたが、同作は興行収入25億8,000万円を記録し、日本アカデミー賞で監督賞・撮影賞を始め、ブルーリボン賞作品賞などを受賞し、次回作を期待する声が高まったことを受け、木村は考えを改めた。『劒岳』の原作者である新田次郎の作品で、登山家・加藤文太郎の生涯を描いた『孤高の人』が次回作として候補に挙がったが、冬山での過酷な撮影は困難を極めるであろうことが予想され、断念。その後、新たな題材を探し求めていた木村が書店で本作と出会った。
2013年4月にクランクインし、CGに頼らない四季を撮るために撮影に約1年を費やした。原作の舞台は奥秩父だが、映画では「360度どこをとっても画になる」との理由で立山連峰の大汝山へと変更されている。
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