3月例会の案内

「山岳気象遭難の真実 過去と未来を繋いで遭難事故をなくす」

日時:3月23日(水)18:30~21:00

場所:「名古屋市教育会館」3階 第1~第3研修室

講師:山岳防災気象予報士 大矢 康裕 氏

トヨタ系自動車部品メーカーであるデンソーで山岳部に所属、日本気象予報士会では東海支部に所属して、山岳防災活動を実施している。1988年と2008年の二度にわたりアフリカ大陸の最高峰キリマンジャロ5895mに登頂。

頂上付近の氷河縮小を目の当たりにして、地球環境や気候変動にも関心を持つに至る。現在,岐阜大学の吉野純先生と共同で山岳気象や台風の研究も行っている。2007年に気象予報士の資格を取得。

気象の知識はただ持っているだけではダメで、実際の登山の計画や現地で遭難事故に遭わないために使うことによって、はじめて生きた気象の知識となります。この講演から気象の知識を役立てるためのヒントを掴んでいただけますと幸いです。また、過去の遭難事例は同じような事故を防ぐための貴重な教訓がたくさん詰まっています。

 

昨年9月に出版したヤマケイ新書『山岳気象遭難の真実/過去と未来を繋いで遭難事故をなくす』から幾つかピックアップして本日お話ししたいと思います。

☆事前に質問を募集します。質問のある方は3月18日

までに下記にメールをください。

3240小田切 正 メール:otagiri@nifty.com