おぃー!頑張れ!

おぃー!頑張れ!

年末の藤内沢なら、雪はタップリあるだろうと公開山行を計画したが、今冬はエルニーニョ現象で暖冬で、雪の無いアイゼンピッケル訓練になるのではと危惧して藤内沢に入った。藤内沢は流石に「岩と雪と氷の殿堂」だけあり、初冬の訓練を実施した。

 動画

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山名/山域 御在所岳・藤内沢  
ジャンル 6.アルパインクライミング 
日程 2015年12月27日(日) 
CL 会員番号3028 
参加人数 8名 
文責 会員番号3028 

 山行個別情報 

天気 小雨のち小雪  ☀ ⛅ ⛅
アクセス マイカー2台  🚘 🚃
コースタイム 名古屋駅6:50・・・8:00日向小屋8:30・・・8:55藤内小屋・・・9:30藤内沢出合・・・12:30朝陽台(昼食)13:30・・・(中道~裏道)・・・15:40日向小屋・・・18:00名古屋⌚
コース状況

暖冬の影響で、日向小屋に到着しても全く雪が無かったが、霙交じりになり、テスト岩辺りで雪に変わった。岩の表面に僅かに乗った雪とベルグラ状態の氷が張り付いた状態の中での滑りやすい岩壁を登攀した。こうもり滝手前の小滝で、ロープを出して確保。その他はCLが、テープシュリンゲでその都度お助け確保をした 

共同装備 ロープ30m、ツエルト3 
個人装備 12本爪アイゼン、ピッケル、ヘルメット、グローブ、など冬装備 

 紀行文 感想/記録 

紀行文 今年最後の登山ということで、忘年山行の藤内沢登攀を行った。参加者はアルパイン部のモサの連中ということで、心配はしていなかったが、今冬初めてのアイゼン・ピッケルを装備しての冬山ということで、参加者はけっこう緊張していた。途中、名古屋山岳同志会の大パティー(19名)と追いつ追われつの山行となった。彼らは冬山合宿前のトレーニングということで藤内沢でのアイゼントレーニング兼ねてやってきた。若手ばかりのパーティーであったが、我々ふわくのアルパインは多少年をとっているが負けず登攀した。同志会のCLがなんと12月例会の久保田さんの講演を聴きに来たそうで、ビレイしながら話が盛り上がった。
こうもり滝手前から雪も降り始め、コンディションも良くなるのか祈りながら登ったが、相変わらず、岩の上に僅かに残った雪をアイゼンの歯をガリガリ言わせたため、歯の先が可也磨耗しているか心配しながらの登攀であった。
3ルンゼ当たりから風雪が強まり、早々と朝陽台目指して雪と泥と岩交じりの中をまっしぐらに上がっていった。昼食後、中道経由で名古屋の下界を楽しみながらの下山。
日向小屋に到着し、日向の奥さんからコーヒーを出して頂き、チョコレートでホット一息つき解散となった。 

 写真  📷