中央アルプスのほぼ中央に位置する名峰で、伊那谷の太田切川、木曽谷の伊奈川の源となっている山。木曽駒ヶ岳に次ぐ中央アルプス第二の高峰であり、日本百名山に選定されている。

空木岳頂上

空木岳頂上

 地図 <ヤマレコ><地形図> 

 山行基本情報 

山名/山域 空木岳・南駒ケ岳 
ジャンル 2.無雪期ピークハント 
日程 2015年9月26日~ 9月27日 
CL 会員番号3116 
参加人数 7人 
文責 会員番号3116 

 山行個別情報 

天気 曇り時々晴  ☀ ⛅ ⛅
アクセス 自家用車  🚘 🚃
コースタイム

26 日 名古屋発6:40→登山口9:35→池山水場11:00→大地獄13:00→避難小屋15:50(行動時間5時間15分) 

27日 空木平避難小屋5:10→空木岳6:40→赤梛木岳8:00→避難小屋10:55→登山口16:30(行動時間9時間)

コース状況 迷い尾根・大地獄・小地獄は急峻で転落事故が多発している。 木道、梯子に傷みがあり、通行時には特に注意が必要。 
共同装備 補助ロープ、ツエルト 
概念図・地図 空木軌跡 

 紀行文 感想/記録 

紀行文

100名山のひとつ、中央アルプスの空木岳に紅葉の一番良い時期に行ってきました。心配だった駐車場は幸運にも林道終点に置くことができました。宿泊は当初駒峰ヒュッテを予定していましたが、水もビールも連休で売り切れとの直前情報で空木平の避難小屋に変更しました。

空木平では、飲料水は枯れることなくゲットでき、心配された混雑もありませんでした。池山尾根の登山道は初めのうちは樹林帯の中の遊歩道でどんどん歩けます。池山避難小屋でおいしい湧水を飲んで、標高2000mを超えてくると急こう配が始まり、大地獄、小地獄のお楽しみが待っています。やがて空木平のカールに入ります。此処では一面が紅葉と黄葉に埋め尽くされ、地獄の後の天国に迎えいれられます。

晩ご飯に心ずくしの鍋料理をおなか一杯頂いてゆっくり眠りました。

翌日は空木岳に登頂し主稜線を南下して赤梛岳まで行って、来た道を戻りました。登山中ガスがかかって南アルプス等の展望は殆どありませんでしたが、ガスの切れ目に現れた、南駒ヶ岳のごつごつした雄姿とそこから切れ落ちる北沢尾根が今後の登攀意欲をかき立てました。 

 写真  📷