北鎌尾根とは、槍ヶ岳から北に伸びる尾根である。険しいことで非常に名高く、槍ヶ岳への登路として用いられる。独標の標高は2,899m。通過には当然、岩登りの装備、技術を要し、ルートファインディング能力も必要とする

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 地図 <概念図>

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 山行基本情報 

山名/山域 槍ヶ岳・北鎌尾根         ★★★★☆☆☆☆☆(健脚)
ジャンル 夢のバリーエーションルート縦走   
日程 2015年9月19日(土)~21日(月) 
CL 会員番号2714 
参加人数 4名  男3名 女1名          静岡から特別参加 男2名 
文責 会員番号2714 

 山行個別情報 

天気 1日目 晴れ 2日目 晴れ 3日目 晴れ  ☀  
アクセス マイカー  タクシー  🚘 🚃
コースタイム

19日 JR多治見駅前7:00==沢渡10:00==上高地11:00・・横尾13:30・・ババ平16:40(テント泊)

20日  テント場4:00・・水俣乗越6:00・・北鎌沢出会い8:30・・北鎌ノコル・・天狗ノ腰掛13:45・・独標基   部14:30・・独標頂上16:00(テント泊)

21日  独標テント場4:00・・P12通過5:20・・北鎌平7:40・・槍ヶ岳頂上9:10・・槍ヶ岳山荘9:40・・横尾15:00・・上高地17:40==JR多治見駅21:30 

コース状況

連休中は天気にも恵まれたが、意外にも北鎌尾根は昨年よりも登山者が少なく楽しく縦走する事が出来た。

今年は北鎌尾根上でビバークしようと、一日目をババ平で泊まり二日目を独標の頂上で幕営して朝焼けの槍ヶ岳を見ながら北鎌尾根を歩く事にした。

思惑通り槍ヶ岳のモルゲンロートを見ながらの快適な縦走が楽しめた。槍ヶ岳への一般登山道も昨年は五時間待ち位だったのが、今年は二時間待ち位で登れたそうだ。上高地は流石に観光客でごった返していて河童橋までバス待ちが並んでいた。我々は帰りもタクシーを予約していたので待つことも無く上高地を出る事が出来た。 

共同装備 テント装備一式2  ロープ1(8mm×50m) コッフェル1   ガスバーナー一式 1 
概念図・地図 kitakamaMap 

 紀行文 感想/記録 

紀行文

今年も又、北鎌尾根を歩いて来ました。昨年北鎌平でビバークして翌日素晴らしい景色を堪能したので今年も北鎌尾根上の独標頂上で幕営した。

思惑通り朝焼けに輝く勇壮な槍ヶ岳を真正面に見ながら全員無事に登頂をする事が出来た。今年は連休が続き渋滞も予想されたが意外や尾根上はすんなりと歩く事が出来た。テント泊の重たいザックを背負っての厳しい尾根歩きでは有るが日ごろから訓練を重ねて居る事も有り全員が殆ど不安無く縦走する事が出来た。頂上には大勢の登山者が居たが、祠の横にひょっこりと出て来る我々を驚きの表情で迎えて呉れる。               今回も又、素晴らしい「ふわくの仲間」と山行出来た事を誇りに思う。 

槍ヶ岳モルゲンロート

槍ヶ岳モルゲンロート

 写真  📷