アルパイン部　千畳敷カール～木曽駒ヶ岳　ｽﾉｰｱﾄﾞﾍﾞﾝﾁｬｰﾌﾟﾗｽ

2019年のスノーアドベンチャープラスのシーズンインの雪山山行は、昨年に引き続き千畳敷カールから木曽駒ヶ岳とした。暖冬で積雪が無く、訓練が出来るかどうか迷ったが、山行日の1週間前から次第に冬型となり積雪量も50ｃｍとなったため、山行を実施した。然しながら、岩稜帯ではアチコチ岩が出ていて滑落訓練が出来なかった。ふわく以外の山岳会も来ていたようで、赤布竿を持ったグループも居たようだが、乗越千畳の伊那前岳の稜線当たりでムリムリやっていたようだ。来年はこの斜面での利用も考えていきたい。

さて訓練は、シーズンインということもあり、雪山慣れを中心に歩いてもらった。スノーチャレンジ経験者が半数ほどいたが、寒さ慣れが出来ていないことも有り、体調不良者の高山病症状や歩行中での足攣りや行動中の素手を出したため手が痺れるなど、軽微なアクシデントが発生してしまった。

快晴で宝剣岳の岩稜が素晴らしく見え、遠く南アルプスの山の端には雪を被った富士山が見えるなど感激した山行であった。