アルパイン部　阿弥陀岳南稜(厳冬期）　

日帰りで冬期バリエーション入門定番の阿弥陀岳南陵を登ってきました。

このルートは「展望、ロケーションが良く適度な難しさで雪の岩稜登高を１２０％楽しませてくれる素晴らしい雪山ルートだ。」と廣川健太郎チャレンジアルパインクライミングにも書かれています。

山行当日は天候も良く稜線からのすべて真っ白に雪で覆われた八ヶ岳の景色は素晴らしいの一語に尽きました。しかしＰ３ガリーに取付いた頃に天候が急変し強風が吹き荒れ阿弥陀岳頂上は青空から灰色に変わりました。

Ｐ３ガリーは新雪でバイルの刺さりが不安定でしたが一気にフリーで抜け阿弥陀岳頂上まで急いで登り御小屋尾根を樹林帯まで走るように下りました。

このルートは雪山技術としてはそれ程難しくはありませんが、日帰りピストンだとそれなりの体力が必要です。ふわく山の会で雪山を始めた方たちに更に雪山の練習を積んでいただきベテランリーダーと共にチャレンジしていただきたい素晴らしいルートです。