アルパイン部　ＦＡＣＴ夏山合宿　西穂～奥穂縦走

ふわくアルパインクライミングチームの夏合宿で北アルプスで最も険しい岩稜縦走路と言われている西穂高岳～奥穂高岳の縦走をおこないました。

台風一過で晴天を期待しましたが、生憎１１日は曇りで、縦走路は終日ガスに包まれ穂高連峰の大迫力の岩峰群の景色を望むことはできませんでした。

山を始めた人がいつかは行ってみたいと憧れる北アルプスのバリエーション入門ルートは「槍ヶ岳北鎌、剱八ツ峰・剱源次郎・剱北方稜線、前穂北尾根、北穂東稜、西穂～奥穂・奥穂～槍」と有名どころが幾つかあります。どのルートも長時間の岩場の行動に耐えられる絶対的体力、Ⅲ級程度の岩場をスムーズに投降できる岩登り技術、乏しい手がかりから正しいルートを判断できるルートファイディング能力、危険個所を最善の行動で回避する判断力が必要です。

今回参加の４名はクライミングのリードができアルプスバリエーションルートも歩けるアルパインリーダーを目指しＦＡＣＴで１年半練習を積んできました。

今年中にこの４名全員がアルパイン部リーダー登録ができそうです。★５☆５の山行をふわく山の会アルパイン部から絶やさないために本物のアルパインリーダーを育てるというＦＡＣＴの目的は順調に進んでいます。