地図 <ヤマレコ><地形図> 

   

 山行基本情報 

山名/山域 羊蹄山、ニセコ連峰 目国内岳(山スキー)
ジャンル 山滑走
日程 2017年3月4日~7日 
CL 会員番号 2935 
参加人数 6人(男4名 女2名) 
文責 会員番号 2935 

 山行個別情報 

天気 晴れ 
アクセス レンタカー1台(新千歳~ニセコ) 
コースタイム

4日 セントレア~新千歳~ニセコ移動

5日 羊蹄山真狩コース登山口:9.30・・・標高 950m 12:30・・・真狩登山口14:00

6日 新見温泉登山口9:20・・・ピーク862m 11:50・・・目国内岳13:45~14:20・・・ピーク862m 15:20・・・新見温泉登山口16:10。7日 ニセコ花園コース滑降9:00~12:00===新千歳===セントレア(解散) 

コース状況 羊蹄山真狩コース下部樹林多くスキー滑降不適、1000m以上強風アイスバーンとなる。目国内岳山頂よりスキー滑降可能、山頂より南斜面を滑りすぎると別の尾根に迷い込むガス発生時は注意必要 
共同装備 ツェルト2、ガス・バーナー、コッファ、ロープ15m 

 紀行文 感想/記録 

紀行文

憧れの北海道、羊蹄山とニセコ連峰の目国内岳(メクンナイ岳)へ行ってきました。

4日、羊蹄山を真狩コースより山スキーで初挑戦、登山日は生憎の強風でしたが、天候は晴れ、北海道の雄大な景色を楽しみながらシール登行。標高1000m付近より上部は、強風とアイスバーンで登行断念、強風の中シールを外す。待望の滑降、上部は樹間を新雪滑降雪質はイマイチ、下部は湿雪、樹林が密で避けながらの滑降となった。帰りは真狩温泉で汗を流した。

5日、幸いにも天気予報が外れ、風もなく快晴、新見温泉登山口より目国内岳を目指す。新見温泉より見上げると、ピラミダルな山容が美しい山である。『今日中に着くかな?』と思えるほど遠くに感じた。

樹林帯を抜け標高を上げると、背後に羊蹄山、ニセコアンヌプリ、イワオヌプリ、チセヌプリ等の連山が重なることなく、その山容を見せてくれる。素晴らしいに絶景である。目国内岳への最後の大斜面の登りは、絶景を楽しみながらのシール登行。山頂は巨大なエビの尻尾の氷雪に覆われていた。山頂からは、西には間近に日本海、北には次なる山スキー予定の積丹岳、東に羊蹄山、南に昆布岳、360°の大パノラマが楽しめた。

しばし景色を楽しんだ後、山頂よりスキー滑降開始、上部急斜面の滑り出しは雪質が安定せず足を取られたが少し下ると、最高の雪質と斜面、我々以外誰もいない大斜面を独り占め、皆歓声をあげ雄大な景色の中を滑降。

登りの辛さ、遠くまで来た苦労が報われる瞬間。これがあるから山スキーはやめられない。登りに苦労した樹林帯の斜面も、最高の雪質で樹間を快適に滑降。無事新見温泉に帰着した。  

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